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ラドゥカヌの名前をもらったペンギン、愛を探してデンマークへ

オーストリアでのラドゥカヌ

世界ランキング13位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)にちなんで“ラドゥカヌ”と名づけられたペンギンが、繁殖のためにデンマークに向かうことがわかった。英Evening Standard紙が伝えている。

昨年の「全米オープン」優勝で一躍スターとなったラドゥカヌは、その直後にティファニーやディオールのブランドアンバサダーに任命されるなど、テニス界の外からも注目される存在に。そんな中、ラドゥカヌが暮らすロンドンにある水族館が、誕生したばかりのジェンツーペンギンの赤ちゃんを“ラドゥカヌ”と名づけていた。生後8ヶ月となったそのペンギンはこれから仲間たちと一緒にデンマークへと向かう。同水族館が主導する世界的な保護繁殖プログラムの一環として、新しいコロニーの形成に貢献するためだ。

メスのペンギンはほかの水族館のオスとつがいになり、デンマークのケートガットセントレット水族館で新たな繁殖コロニーを作って暮らすことになる。ロンドンの水族館のゼネラルマネジャーは「6羽のジェンツーペンギンを見送るのは寂しいですが、この素晴らしいペンギンたちの将来の保護に重要な役割を果たせることを非常に誇りに思っています。“ラドゥカヌ”たちがヨーロッパで愛を見つけ、自分たちのヒナを生む日が待ち遠しいです」と述べている。

近年、ジェンツーペンギンの個体数は急速に減少している。その性質上、繁殖するための条件が整うのが難しい上に、観光や汚染などによる生息地の破壊や卵の違法採取が主な原因となっており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで長年にわたって「準絶滅危惧種」に指定されてきた。それぞれのコロニーが多様な遺伝子を持つことが繁殖を成功させる鍵となっているため、今回のように一部のペンギンは生まれた水族館を離れてほかのコロニーのペンギンとつがいを組ませるようにしているという。選ばれたペンギンたちは移動の前に定期的な健康チェックを受け、ストレスを最小限に抑えるために専用のケージで移動し、その間は獣医の専門家が常に見守ることになっている。

実は女子テニス選手の名前を授かった動物の赤ちゃんがほかにもいる。オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある動物園で生まれたカンガルーの赤ちゃんが先月“アッシュ・バーティ”と名づけられたのだ。同園のディレクターによれば、生まれてから1ヶ月経っても名前が決まっていなかったところ、世界女王のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が「全豪オープン」を優勝するのを見て「これしかない!」と思い、この名前に決まったという。愛くるしい目をしたカンガルーのメスの赤ちゃんは、その名に恥じぬ素晴らしい運動神経を発揮しているそうだ。

デンマークやオーストラリアを訪れることができるようになった暁には、ペンギンの“ラドゥカヌ”とカンガルーの“アッシュ・バーティ”に会いに行くのも楽しいかもしれない。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はオーストリアでのラドゥカヌ
(Photo by Alexander Scheuber/Getty Images)

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