「ATP500 アカプルコ」(メキシコ・アカプルコ/2月21日~2月26日/ハードコート)に出場中だった世界ランキング80位のジョン・ミルマン(オーストラリア)が、思わぬアクシデントにより大会を棄権することになった。英紙The Sun(オンライン版)が伝えている。
「ATP500 アカプルコ」の1回戦でマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦していたミルマン。7-6、2-0でギロンがリードしていたところ、ミルマンはサーブの準備をしようと自分に向かって放たれたボールを受け取ろうとしていた。
ミルマンはベースラインに向かいながら、飛んで来るボールに背を向けて、ラケットでボールを弾ませ手に取ろうとしたようだが、ボールはラケットのフレームに当たってしまった。フレームで跳ね返ったボールは、そのまま勢いよくミルマンの右目を直撃。ミルマンは目を押さえてその場にうずくまった。
痛みに耐えながらベンチに戻ることはできたものの、ミルマンはそのまま試合を棄権せざるを得なかった。怪我の程度はまだ明かされていない。
だがミルマンはこの思わぬ事態の後、明るさを取り戻したようだ。Instagramのストーリーを更新し、右目にアイパッチをした自撮り画像を投稿。「常にボールは見ていないとね」と冗談めかしたコメントを添えている。
元世界33位のミルマンはこの後、繰り上がりがなければ「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月10日~3月20日/ハードコート)の予選に出場予定となっている。怪我が治ってコート上で元気な姿を見せてくれることを祈ろう。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2021年「ATP250 ミュンヘン」でのミルマン
(Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)
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