• バーティの全豪決勝、史上4番目の視聴率を記録

オーストラリアで開催された先月の「全豪オープン」では、過去44年間続いた自国出身のシングルス覇者不在という不名誉な歴史に終止符を打つ優勝を飾ったバーティ。

母国にとって記念すべき勝利をおさめた彼女が、今度は自分の人生にとって記念となるイベント、すなわちプロゴルファーのギャリー・キシック氏との結婚式を計画しているようだ。細かな日程などは決まっていないものの、今年中に執り行われる可能性が高いという。

ブリスベンの日刊新聞クーリエ・メイルのインタビューでバーティは、「私とギャリーのための、本当に控えめで、小規模で、穏やかな式になるでしょうね。私たちの人生にとってかけがえのない大切で欠かせない人たちだけのね。姪や甥たちを中心に企画するつもり…彼らは私より先に晴着を買いに行くと思うわ」と語っている。

彼女にとっては3度目のグランドスラムタイトルだったが、ホームの観客や家族に優勝を届けることができた今年の「全豪オープン」は特別なものだったようで、インタビューでは「私の姉妹や両親に、こんなに大きな規模の決勝を見せることができたのは初めてだと思う」と話していた。テニスでの嬉しい報告に続いて今回の結婚式の計画を聞いた家族たちも、さぞ喜んでいることだろう。

世界を飛び回っていた2021年とは違い、「もっと定期的に帰宅し、あまりに長期間家を空けないようにする」というバーティは、次は「WTA1000インディアンウェルズ」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月9日～3月20日／ハードコート）に出場する予定だ。

昨年12月には100週連続で世界ランキング1位に君臨し続けるという史上5人目の偉業を達成した彼女だが、その記録は今も更新中。今年も世界女王らしい貫禄のあるプレーに期待したい。

（WOWOWテニスワールド編集部）

※写真は2019年「全仏オープン」でのバーティ
(Photo by TPN/Getty Images)

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