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シナーのコーチが語る今年の目標「グランドスラム優勝を望むのは当然」

2019年「Next Gen ATPファイナルズ」のトロフィーを掲げるシナー

ヤニク・シナー(イタリア)のコーチを務めるリカルド・ピアッティ氏は、最近行われたインタビューで、20歳のシナーが昨年見せた成長や、今年の目標について語った。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。

シナーは昨年、自分のテニスを進歩させることに集中したいという理由で、「東京オリンピック」に参加しないことを選択。これほど重要な大会に出場しないということをテニス界の大勢から批判されたが、批判者にはファビオ・フォニーニ(イタリア)や「全仏オープン」優勝経験者のアドリアーノ・パナッタ(イタリア)らも含まれていた。

しかし、ピアッティ氏によると、シナーはサーブの改善に取り組んでいたためにオリンピックを見送らざるを得なかったという。ピアッティ氏は、ほとんどの人は詳しいことを全て知ることなしに若きシナーを標的にしたと強調した。

「彼がオリンピックに出ないと決めたことを嬉しく思う。彼にその備えができていたわけではないけれどね。あの頃、僕らはサーブに変更を加えていた。だからイタリアテニス協会のビナギ会長はすぐに理解してくれたけれど、他の人はそうでもなかった。ヤニクは批判に苦しんだ。何も知らずに発言する選手たちがたくさんいたんだ」

「わずか20歳の彼は、非難に対する備えはできていなかった。でも同時に、彼が成熟して人々と知り合うためには必要なことだった。まだすごく若くて、長い選手生活が彼を待っている」

過去にはノバク・ジョコビッチ(セルビア)やマリア・シャラポワ(ロシア)らのコーチを務めていたピアッティ氏は、シナーの2021年シーズンについても語った。ピアッティ氏によると、シナーにとって一番重要な学びは、彼が経験した敗戦から得られたという。

「2021年で一番重要だったのは敗戦だ。例えば、“ATP500 ウィーン”でフランシス・ティアフォー(アメリカ)に敗れたことは、彼が将来に向けて成熟するのにすごく役立った。もし勝っていたら、彼は“ATPファイナルズ”に最初から出場していただろう(実際には控えとして途中出場)。そういう瞬間から学ぶことでのみ、人は成長できる。誰もが負ける可能性と対峙し続けなければならない。他に道は無いんだ」

そしてピアッティ氏はシナーの2022年シーズンの目標も明かした。それは、おおよそ「55~60試合」に出場することと、年末の「Nitto ATPファイナルズ」の出場資格を得ることだという。ピアッティ氏はさらに、教え子のシナーが2022年にグランドスラムのタイトルを獲得する可能性にも期待している。また、世界ランキングのトップ10に入ったものの、シナーはまだ大きなインパクトを残してはいないとも指摘した。

「今シーズンの目標は、55~60試合に出場して最高レベルのプレーをすること、グランドスラムで勝ち進むこと、そして“ATPファイナルズ”の出場権を得ることだ。コーチとして、グランドスラムでの優勝を望むのは当然だ。それは普通のことだと思う。すでにトップ10に入っているヤニクも、それは同じだ。でも正直に言うと、彼はまだ何も成し遂げてはいない」とピアッティ氏は締めくくった。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2019年「Next Gen ATPファイナルズ」のトロフィーを掲げるシナー
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

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