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五輪金メダリストのベンチッチに新型コロナの後遺症?

2019年「全米オープン」でのベンチッチ

「東京オリンピック」金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が新型コロナウイルスの後遺症と思われる症状に苦しみ、完全に体調が戻るまで数週間から数ヶ月ほどかかると診断されたと明かした。伊テニスメディア UbiTennisほか複数メディアが伝えている。

世界ランキング24位のベンチッチは、先週「WTA500 サンクトペテルブルク」に第5シードとして出場。1回戦で世界29位のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を3セットで破り、続く2回戦でも21歳の予選勝者カーヤ・ユバン(スロベニア)に勝利した。これらの試合中、苦しそうに息をするベンチッチの姿が目撃されていたが、これは新型コロナに感染した後遺症だと見られている。

ベンチッチは昨年12月のエキシビション大会「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」に出場した際に感染。他にもラファエル・ナダル(スペイン)やエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)など複数の選手が陽性となった。新型コロナウイルス感染症は人によって症状の重さが異なるが、ベンチッチはかなり重い症状が出たようだ。

既に回復したベンチッチだが、その後の診察で肺に問題があることが発覚。詳しい診断については触れなかったが、体調が戻るまで最大3ヶ月ほどかかると告げられたという。

ベンチッチは2回戦後の記者会見で語った。「何かが肺にあって、正常な状態じゃないと診断された。それでもプレーできることは嬉しいけれど、回復するまでには少しかかるみたい。2、3ヶ月と言われたわ。多くのアスリートに起こることだと思うけど、身体の状態が前と同じレベルじゃないの。だから困難でも、今の状態で努力をしていくしかない」

最初の数ヶ月はベストの結果が出せないことを受け入れた上で2022年シーズンを開始しなければならなかった、とベンチッチは語った。シーズン初戦の「WTA500 シドニー」ではベスト8に進出したが、続く「全豪オープン」では2回戦敗退となった。

「オーストラリアでもそれが起こったの」とベンチッチは続けた。「多くの試合に勝つ可能性はないかもしれないと予測していた。でも、本来の状態に戻れるようにベストを尽くしているわ」

ベンチッチはサンクトペテルブルク大会の準々決勝で、後に優勝したアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦。6度目のツアー優勝を目指していたベンチッチだが、コンタベイトにストレート負けを喫した。

その後ベンチッチは、2019年に制した大会である「WTA500 ドバイ」(UAE・ドバイ/2月14日~2月19日/ハードコート)への出場を見合わせることを発表。ベンチッチに代わって、クデルメトワが本戦に出場することとなった。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2019年「全米オープン」でのベンチッチ
(Photo by Emilee Chinn/Getty Images)

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