スポーツ界のアカデミー賞とも称されるローレウス賞の候補者が先日発表になり、テニス界からは6人の選手がノミネート。昨年はラファエル・ナダル(スペイン)がスポーツマン・オブ・ザ・イヤー賞を、大坂なおみ(日本/フリー)がスポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー賞を、そしてテニスレジェンドのビリー・ジーン・キング(アメリカ)が生涯功労賞を受賞している。今回のノミネートについて、ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数メディアが報じた。
今回テニス界からスポーツマン・オブ・ザ・イヤーの候補となったのは、昨年グランドスラムで3冠を達成し、世界ランキング1位在位週でロジャー・フェデラー(スイス)を抜いてトップに立った世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)だ。また先日「全豪オープン」で初優勝した世界女王アシュリー・バーティ(オーストラリア)は、スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー候補に。バーティは昨年「ウィンブルドン」でオーストラリア女子選手としてイボンヌ・グーラゴング以来約40年ぶりの優勝を遂げ、3年連続年末1位となっている。
昨年の「全米オープン」男子シングルスでグランドスラム初優勝を遂げたダニール・メドベージェフ(ロシア)と、同大会の女子シングルスで予選から勝ち上がってすべてストレート勝利で18歳にしてグランドスラム初制覇を成し遂げたエマ・ラドゥカヌ(イギリス)は、揃ってブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー候補に。
障害者のスポーツパーソン・オブ・ザ・イヤーには、パラリンピック・シングルスで新記録となる3つ目の金メダルを獲得した国枝慎吾(日本)と、年間ゴールデンスラムを達成したディーダ・デ グロート(オランダ)がノミネート。
テニス以外の日本人アスリートでは、「東京オリンピック」のスケートボード女子ストリートで、日本では歴代最年少の金メダリストとなった西矢椛と、同じくスケートボードの男子ストリートで最高得点の9.50をあげて優勝した堀米雄斗が、アクション・スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー賞の候補となっている。
主な賞の候補者は以下の通り。
スポーツマン・オブ・ザ・イヤー賞
トム・ブレイディ(アメリカンフットボール/アメリカ)
ノバク・ジョコビッチ(テニス/セルビア)
ケーレブ・ドレッセル(水泳/アメリカ)
エリウド・キプチョゲ(陸上/ケニア)
ロベルト・レヴァンドフスキ(サッカー/ポーランド)
マックス・フェルスタッペン(自動車レーシング/オランダ)
スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー賞
アシュリー・バーティ(テニス/オーストラリア)
アリソン・フェリックス(陸上/アメリカ)
ケイティ・レデッキー(水泳/アメリカ)
エマ・マキーオン(水泳/オーストラリア)
アレクシア・プテジャス(サッカー/スペイン)
エレイン・トンプソン=ヘラ(陸上/ジャマイカ)
ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー賞
ニーラジ・チョプラ(陸上/インド)
ダニール・メドベージェフ(テニス/ロシア)
ペドリ(サッカー/スペイン)
エマ・ラドゥカヌ(テニス/イギリス)
ジュリマール・ロハス(陸上/ベネズエラ)
アリアン・ティットマス(水泳/オーストラリア)
障害者スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー賞
ディーダ・デ グロート(車いすテニス/オランダ)
マルセル・フグ(車いす陸上/スイス)
国枝慎吾(車いすテニス/日本)
イェツェ・プラット(パラサイクリング・パラトライアスロン/オランダ)
スサナ・ロドリゲス(パラトライアスロン/スペイン)
サラ・ストーリー(パラサイクリング/イギリス)
アクション・スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー賞
イタロ・フェヘイラ(サーフィン/ブラジル)
アルベルト・ヒネス ロペス(クライミング/スペイン)
堀米雄斗(スケートボード/日本)
カリッサ・ムーア(サーフィン/アメリカ)
西矢椛(スケートボード/日本)
ベサニー・シュリーバー(BMX/イギリス)
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は「東京オリンピック」での国枝
(Photo by Carmen Mandato/Getty Images)
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