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「テニスコートで初めてブーイングされた」全豪オープン男子のコメントまとめ

2021年「ATP500 ロンドン」でのマレー

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)ではトップ選手による手に汗握る試合の数々に注目が集まり、記者会見では選手たちが様々な思いを口にした。ユーモアたっぷりに記者を笑わせる選手もいれば、張り裂ける胸の内を吐露した選手もいたが、男子選手のコメントの中で特に印象的なものを米テニスメディアTennis.comがまとめている。

ステファノス・チチパス(ギリシャ)
世界ランキング4位のチチパスは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)や大坂なおみ(日本/フリー)、ペン・シューアイ(中国)など、テニスの試合以外の話題が与える影響について次のように語った。

「そういう話を聞くことは刺激になるよ。間違いなく、テニスにもテニス以外の話題が時々は必要だからね。でもそれが多すぎると、ちょっと圧倒されると言うか、あまり興味を惹かなくなってしまうよね」

また1回戦のミカエル・イーメル(スウェーデン)との対戦後に、ハードコートでの試合を得意とする理由については次のようにコメントした。

「ネットプレーが得意なんだ。多くの選手は僕のように前に出て、コートをカバーしながらボレーでたくさんのポイントを取る能力を持っていない。ただそれだけさ」

ラファエル・ナダル(スペイン)
ナダルは、最大のライバルジョコビッチの不在について、プロ選手としての建前とは別に本音を語った。

「個人的には彼がここでプレーするのを見たかったな。ここで彼がプレーすることがフェアか否かはまた別の議論で、これ以上その話はしたくない」

カレン・ハチャノフ(ロシア)に勝利した3回戦後には、休養期間を挟んでツアーに復帰し、トップクラスの選手と対戦することの難しさについて、以下のように話した。

「正しい判断を素早くしなければならない、今何が起こっているか分析をしてね。しばらくプレーをしていないと、素早くできなくなることもある。今日は、分析してしっかりと考えることが出来た。正しい判断ができたよ」

リアム・ブローディ(イギリス)
1回戦でニック・キリオス(オーストラリア)に敗退したブローディ。観客の多くが地元のスター選手へ熱狂的な声援を送り、アウェー感を味わった。普段の試合との雰囲気の違いに大いに戸惑ったようだ。

「みんなは“すごく楽しめるよ、素晴らしい雰囲気だろう”って言ったけど、僕はものすごく嫌な感じだと思った…雰囲気はすごく良かったよ。でもテニスコートに足を踏み入れて、ブーイングされるなんて初めてのことで、僕にとってはありえない経験だった。まるで横から殴られたみたいで信じられなかった。テレビではそういうの伝わらないんだろうな」

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
昨年の「東京オリンピック」で金メダルを獲得したズベレフは、メダルを兄のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)が持って行ってまだ返ってきていない、と語っていた。

「別になくなったとかそういうわけじゃない。傷もついていないよ。金メダルをどこかに運ぶ時は、特別な方法で畳んだTシャツ3枚ほどに包んで、一つも傷がつかないようにしているよ」

アンディ・マレー(イギリス)
ワイルドカード(主催者推薦枠)で「全豪オープン」に帰ってきたマレーは、1回戦突破後の心境を次のように語った。これまで同大会で5度準優勝しているベテランのマレーらしい発言だった。

「グランドスラムで2回戦進出っていうのは、あまりモチベーションにはならないよ。僕はそれよりずっと上に行きたいからね」

ダニール・メドベージェフ(ロシア)
2回戦でキリオスと対戦したメドベージェフも、キリオスの熱狂的なファンの声援に悩まされた。特に、サッカー選手クリスティアーノ・ロナウドの雄叫びを真似た歓声には、苛立ちを覚える選手もいるほどだ。メドベージェフは勝利後の恒例となっているテレビカメラへのサインに、自分の名前ではなく別の言葉を書いた。

「実は、カメラには”siuu”[ロナウドの雄叫び]ってサインしたんだ。コートでジム[インタビューアーのジム・クーリエ(アメリカ)]がこのことを話し始めた時に、”そうだな、それを書こう。みんながやっているんだから。やってもいいよね”って思ったんだ」

カルロス・アルカラス(スペイン)
次世代のスター選手として大きな期待がかかる18歳のアルカラスは、3回戦で第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)にフルセットの末に敗退した。だが、アルカラスは強気な発言で今後への自信を覗かせた。

「これまでトップ選手と対戦してきて、ラファ(・ナダル)と対戦した時以外は、僕は惜しいところまで行った。トップ選手と戦えるレベルに来ていると感じている。もうすぐだ。大会に出場するたびに、近づいているんだ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「ATP500 ロンドン」でのマレー
(Photo by Tony O'Brien/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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