「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)の女子シングルスで2回戦敗退となった世界ランキング18位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)。次に出場する大会は「WTA250 グアダラハラ」になることが分かった。英Express紙などが報じている。
「全豪オープン」初出場となったラドゥカヌは、昨年の「全米オープン」女王ということで注目されていたが、2回戦で姿を消した。昨年12月に新型コロナウイルスに感染した影響もあり、21日間にわたってラケットを握ることができず、手の平の皮が柔らかくなってしまったラドゥカヌ。それが原因で本大会中は度重なる水ぶくれに悩まされていた。
「テーピングしたり色々な事を試したけど、ダメだった。ラケットを持つ感覚もなくなってしまった」と振り返るも、悪かったことだけではなかったという。
「試合中に出たいくつかのショットやラリーは信じられないほど良かった。もしこれらを自分のアグレッシブなスタイルと組み合わせることができれば、相手にとってすごく嫌なコンビネーションになると思う」と述べ、本大会の経験が次に繋がると前を向いている。
そんなラドゥカヌの次戦は2月21日から始まる「WTA250 グアダラハラ」(メキシコ・グアダラハラ/2月21日~2月27日/ハードコート)で、第1シードで出場予定だ。水ぶくれの問題を乗り越え、万全の状態で臨めるよう期待したい。
そのほかには、「全豪オープン」ベスト4入りのマディソン・キーズ(アメリカ)や世界35位のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)、世界67位のスローン・スティーブンス(アメリカ)、世界75位の土居美咲(日本/ミキハウス)などが出場予定となっている。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2021年「チャンピオンズ・テニス」でのラドゥカヌ
(Photo by James Chance/Getty Images)
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