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男子決勝はナダル対メドベージェフに。混合ダブルスで地元ペア優勝ならず[全豪オープン]

「全豪オープン」でのナダル

現地28日に行われた「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)12日目、男子シングルス決勝のカードが決まり、混合ダブルス決勝が行われた。「全豪オープン」公式ウェブサイトが伝えた。

男子シングルスの決勝進出をまず決めたのは、第6シードのラファエル・ナダル(スペイン)。2019年「全米オープン」準決勝以来2度目の対戦となった第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)との準決勝で、最初の2セットでアンフォーストエラーがわずか7つという安定感のあるプレーを披露し、セットカウント2-0とする。第3セットでは序盤の不調を脱したベレッティーニに第8ゲームを破られてセットを1つ返されたが、第4セットでは第3セット終盤から5ゲーム連続でラブゲームキープを続けていたベレッティーニの牙城を崩し、2つ目のチャンスを決めてブレーク。6-3、6-2、3-6、6-3で勝利している。2009年に優勝した「全豪オープン」での決勝進出は3年ぶり6度目。

昨年8月、キャリア初期から抱える足の問題によりシーズンを早目に終了していたナダルは、「驚いたね。ここ数週間の自分のプレーにすごく満足しているよ。こんなに高いレベルで、世界トップクラスの選手たちと戦えるなんて、信じられない。まったくの予想外だった」と語る。そして、歴代最多記録更新となる21回目のグランドスラム優勝まであと1勝に迫っていることについて聞かれると「そのチャンスがあることは嬉しいよ。二人の選手とともにテニスの素晴らしい時代の一部になれているのもね。でも、それは単なる数字だ。それよりも僕にとっては“全豪オープン”の決勝に再び立つことができる、そのことの方が嬉しいね」と返している。

そんなナダルと激突するのは、全米王者である第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)。前回大会に続いてこの準決勝で顔を合わせた第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を7-6(5)、4-6、6-4、6-1で下した。ポイントとなったのが第1セットのタイブレーク。先にミニブレークしたのはチチパスだったが、メドベージェフがパッシングショットを決めて4-4と追いつく。メドベージェフはさらにバックハンドのダウンザラインを決めて6-5とセットポイント。最後はチチパスのショットがサイドラインを割り、メドベージェフが第1セットを取った。

続く第2セットをチチパスが取り返した際、メドベージェフが主審に向かってチチパスの父親のコーチングを取るように激しい口調で要求する一幕もあった。今大会の3回戦、4回戦でコーチング違反となっていたチチパスは、この試合でも第4セット序盤にコーチングで警告を受けている。メドベージェフは第3セットの第10ゲームで相手のサービスゲームを破り、セットカウント2-1とする。第3セット半ばからサービスゲームを4回続けてラブゲームでキープするなど波に乗ったメドベージェフは、第4セットの1-1から5ゲーム連取で決勝進出を果たした。

試合後、カッカしていたことについて聞かれ、「正直、あれは自分の助けにならなかった。これでは良くないと思ってそこから集中し直したよ。無駄なエネルギーを使ったけど、あそこから持ち返せたのが良かったね」とメドベージェフは振り返っている。

ナダルとの対戦については「最も偉大な選手の一人で、21回目のグランドスラム優勝が懸かった選手と対戦することになる。グランドスラム決勝は特別なもので、ラファと対戦した2019年の“全米オープン”のことも覚えているよ。あれは僕にとって初めてのグランドスラム決勝で、およそ5時間続いたね。その後も彼とは何度か対戦していて、僕は準備できてるよ」

この日は混合ダブルスの決勝も行われた。女子シングルスでアシュリー・バーティ(オーストラリア)が決勝に進んだほか、男子ダブルスでオーストラリアのコンビが対戦することが決まるなど、地元ファンが盛り上がる展開となる中、この混合ダブルスでもワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する地元コンビ、ジェイミー・フォーリス(オーストラリア)/ジェイソン・クブラー(オーストラリア)ペアがファイナルへ駒を進めていた。しかし、第5シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)/イバン・ドディグ(クロアチア)ペアから一度もブレークを奪うことができず、3-6、4-6で敗れている。ムラデノビッチは過去に女子ダブルスで2度(2018 年・2020年)、混合ダブルスで1度(2014年)優勝していた。

大会12日目の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<男子シングルス>
【準決勝】

●マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)[7] 3-6 2-6 6-3 3-6 〇ラファエル・ナダル(スペイン)[6]

●ステファノス・チチパス(ギリシャ)[4] 6-7(5) 6-4 4-6 1-6 〇ダニール・メドベージェフ(ロシア)[2]

<混合ダブルス>
【決勝】

●ジェイミー・フォーリス(オーストラリア)/ジェイソン・クブラー(オーストラリア) 3-6 4-6 〇クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)/イバン・ドディグ(クロアチア)[5]

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル
(Photo by Mark Metcalfe/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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