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国枝 11度目の優勝!女子シングルス決勝カードが決定[全豪オープン]

「全豪オープン」で優勝した国枝

現地27日に行われた「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)11日目、車いすの部の男子シングルスで第1シードの国枝慎吾(日本)が2年ぶり11度目の優勝。女子ダブルスの第2シードである青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアは準決勝敗退。「全豪オープン」公式ウェブサイトが伝えた。

女子シングルスの準決勝が行われ、決勝のカードは第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)対第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)に決定。バーティは女王らしく盤石なプレーを披露し、ノーシードながらここまで快進撃を続けてきた世界ランキング51位のマディソン・キーズ(アメリカ)に6-1、6-3で勝利。相手が得た2回のブレークポイントをしっかりしのぐと、自分は得たチャンスを毎回生かし、第1セットのゲームカウント2-1から5ゲーム連取。特に自分のサービスゲームでは8回のうち4回をラブゲームでキープするなど、付け入る隙を与えなかった。一方のコリンズは、第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-4、6-1で下した。シフィオンテクはサービスゲームが安定せず、特にセカンドサーブのポイント取得率は14%と、21ポイントのうち3ポイントしか手にできなかった。第1セット、第2セットともに開始早々からコリンズが4-0とリードを奪い、ストレート勝ちを収めている。

この日からスタジアムの収容人数の上限が50%から65%へと引き上げられたが、それによってオーストラリアのファンにとってはいっそう盛り上がっただろう。バーティが女子シングルスの決勝に進出しただけでなく、男子ダブルスでは2組の地元ペアがそろってファイナルへの切符を手にしたのだ。一組目は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場するタナシ・コキナキス(オーストラリア)/ニック・キリオス(オーストラリア)ペア。これまで第1シード、第15シード、第6シードを相手に勝利を重ねてきた“スペシャルK”は、今回も第3シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)ペアに7-6(4)、6-4で競り勝った。もう一組は、マシュー・エブデン(オーストラリア)/マックス・パーセル(オーストラリア)ペア。ノーシードながら第13シードのレイブン・クラーセン(南アフリカ)/マクラクラン勉(日本/イカイ)ペアを含むシード勢を次々と破り、準決勝でも第2シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)ペアをストレートで退けている。

グランドスラム初の決勝進出を目指していた青山/柴原ペアの前に立ちはだかったのはAnna Danilina(カザフスタン)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)。今大会直前の「WTA500 シドニー」で初めてペアを組んで優勝していた彼女たちに4-6、7-5、4-6で敗れた。決勝行きを決めたもう一組は、第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)ペア。昨年の「東京オリンピック」金メダリストで「全仏オープン」でも優勝しているコンビが、第3シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)ペアにストレート勝ちを収めた。

車いすの部の男子シングルス決勝では、国枝が第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)に7-5、3-6、6-2で勝利し、2年ぶり11度目となる優勝。決勝での全勝記録をさらに伸ばしている。機動力に優れる国枝はネットに積極的に出ると、そのうち82%をポイントに結びつけ、さらには11回あったブレークチャンスのうち7回をモノにしてみせた。グランドスラムでは通算26回目の優勝だ。

車いすの部の女子シングルスを制したのは第1シードのディータ・デ グロート(オランダ)。アニーク・ファンクォト(オランダ)との同国対決で6-1、6-1と快勝し、2年連続4度目の全豪優勝。2021年に生涯グランドスラムを達成したデ グロートは、25歳にして13個のグランドスラムタイトルを手にしている。

大会11日目の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<女子シングルス>
【準決勝】

〇アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1] 6-1 6-3 ●マディソン・キーズ(アメリカ)

〇ダニエル・コリンズ(アメリカ)[27] 6-4 6-1 ●イガ・シフィオンテク(ポーランド)[7]

<男子ダブルス>
【準決勝】

〇マシュー・エブデン(オーストラリア)/マックス・パーセル(オーストラリア) 6-3 7-6(9) ●ラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)[2]

〇タナシ・コキナキス(オーストラリア)/ニック・キリオス(オーストラリア) 7-6(4) 6-4 ●マルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)[3]

<女子ダブルス>
【準決勝】

〇Anna Danilina(カザフスタン)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル) 6-4 5-7 6-4 ●青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[2]

〇バーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)[1] 6-2 6-3 ●ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)[3]

<車いす 男子シングルス>
【決勝】

〇国枝慎吾(日本)[1] 7-5 3-6 6-2 ●アルフィー・ヒュウェット(イギリス)[2]

<車いす 女子シングルス>
【決勝】

〇ディータ・デ グロート(オランダ)[1] 6-1 6-1 ●アニーク・ファンクォト(オランダ)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」で優勝した国枝
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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