現地27日に行われている「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)の女子ダブルス準決勝で、第2シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアが、Anna Danilina(カザフスタン)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)ペアと対戦。青山/柴原ペアが第2セットを7-5で取り、セットカウント1-1としている。
2021年の「ウィンブルドン」に続く2度目の準決勝に臨んだ青山/柴原ペア。第1セットでは第3ゲームで先にブレークされるも直後に取り返した。だが、第8ゲームで3度あったチャンスを逃すと続くサービスゲームを落としてしまい、そのまま4-6でこのセットを失った。
第2セットは柴原からのサーブでスタート。デュースとされるも、キープする。しかし1-1で迎えた第3ゲーム、0-40というピンチを迎え、最後は青山のショットがネットに引っかかり、先にブレークを許してしまう。直後にDanilinaのサービスゲームでブレークチャンスを作ったが、これは相手にしのがれた。
第5ゲーム、15-40という展開となった青山/柴原ペア。それでもそこからデュースとし、Danilinaのショットが前衛のアダッド マイアに当たってから相手コートに入ったことで、これが青山/柴原ペアのポイントに。それで得たアドバンデージを決め、ゲームカウント2-3とする。
1ブレークダウンのままついていく青山/柴原ペアは、Danilinaがサーブを担当する第8ゲームで青山のボレーや相手のダブルフォールトから再度ブレークチャンスを掴む。しかし相手のショットがネットをかすったことで軌道が変わり、柴原が返せず。このゲームを相手にキープされる。
第9ゲーム、ロブがミスとなって相手にマッチポイントを握られるが、青山のボレーでこれを逃れた。なんとかサービスキープし、望みをつなぐ。
4-5で迎えた相手のサービング・フォー・ザ・マッチ、青山/柴原ペアがこのセット3度目のブレークチャンスを手にする。それをアダッド マイアのダブルフォールトでモノにし、土壇場で5-5と追いついた。
青山/柴原ペアは続く第11ゲームをキープすると、第12ゲームで2本のブレークチャンス。続くポイントで深いリターンを決め、4ゲーム連取で7-5とこのセットを取った。これでセットカウント1-1としている。
試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在最終セットに進んでいる。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は「全豪オープン」での青山(右)と柴原(左)
(Photo by Mackenzie Sweetnam/Getty Images)
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