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悪夢のような昨年を抜け出したキーズ、7年ぶりの全豪ベスト4!

「全豪オープン」でのキーズ

世界ランキング51位のマディソン・キーズ(アメリカ)が、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)で7年ぶりのベスト4進出を果たした。暗くてつらい1年を過ごした彼女にとっては、喜びもひとしおのようだ。米スポーツメディア ESPNなど複数のメディアが報じている。

昨年のキーズは、オーストラリアへ向かう数日前に新型コロナウイルス陽性となってしまい、欠場する羽目に。その後もキーズの調子は上がらず、「全仏オープン」で3回戦、「ウィンブルドン」で4回戦敗退。そして2017年に準優勝した「全米オープン」では1回戦で姿を消した。ツアー全体でもベスト8以上に進んだのは一度だけ。今年1月10日付の世界ランキングは、2013年以来最も低い87位まで落ち込んでいた。

負けて早期敗退を繰り返すたび、キーズは気に病むようになり、眠れなくなったという。「心配事にとらわれていたから、胸の上に何か重いものが乗っている感じがしたの。何も楽しめなくなっていたわ」

そんなキーズはオフシーズンの数日間をモンタナで過ごした。この時にテニスから完全に離れて休息を取ったことから、新シーズンにすっきりした気分で臨むことができている。「全豪オープン」直前に出場した「WTA250 アデレード2」ではノーシードとして出場しながらも第2シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)や第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を破り、2019年以来6度目のツアー優勝を果たした。

今大会では1回戦でソフィア・ケニン(アメリカ)、4回戦でパウラ・バドーサ ジベルト(スペイン)、準々決勝で第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を破ってきており、公式戦10連勝中。クレイチコバ戦はシーズン11勝目だったが、それは苦しんだ昨季と同じ勝利数だ。

クレイチコバを6-3、6-2のストレートで下し、「全豪オープン」では19歳だった2015年大会以来となる準決勝進出を決めたキーズ。試合後は感極まった様子で以下のように語った。

「泣いちゃいそう。とても嬉しいわ。去年はとにかく大変だったから、チームと一緒にできることは何でもしたの。おかげで新シーズンは、昨年からの悪い流れを引きずることなく、ゼロからの再スタートを切ることができた」

ノーシードで出場した2015年の「全豪オープン」準決勝では、のちに優勝するセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れた後、母国の偉大な先輩から「未来の世界1位選手と戦えて光栄だった」という言葉を送られた。2016年にキャリアハイの世界7位を記録したが、2019年8月を最後にトップ10から遠ざかっているキーズ。26歳になった今、かつての強さを取り戻してきた彼女の勢いはどこまで続くのだろうか。今大会の準決勝では世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのキーズ
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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