テニスの若手スター選手の一人ステファノス・チチパス(ギリシャ)や元世界女王セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチとして知られるパトリック・ムラトグルー氏が、ある子供にロジャー・フェデラー(スイス)のようにフォアハンドを打つ方法を伝授している動画を公開し、話題になっている。Tennis World USAが伝えている。
フェデラーは、まるで力を入れていないかのように軽く、しかしパワーと精度のあるフォアハンドを打つ。ムラトグルー氏は、フェデラーのようなフォアハンドを打つコツを子供に指導している動画をソーシャルメディアに投稿した。
動画の中で、ムラトグルー氏は7〜8歳くらいの男の子をマンツーマンで指導し、フォアハンドストロークの練習をさせている。「君は歩く時、力を入れているかい?フォアハンドを打つ時は?」と子供に問いかけるムラトグルー氏。「力を入れてるよ」と返答した子供に対し、「歩く時みたいに力を入れずに打つんだ。完全にリラックスしてね。ラケットを放るみたいに振るんだ」とムラトグルー氏は手本を見せながら次々とアドバイス。「フェデラーはこんなふうに打つんだよ。完全にリラックスしてね」
実際にボールを何度も打ち、スイングを確かめるうちに、子供はだんだんとコツを掴んでいく。ムラトグルー氏も飲み込みの速さに感心し、「いいね、パーフェクト!」と褒めちぎった。
「すごい!歩くように力を入れずにボールを打つことで、必要な力の抜き加減を得られる。この子はそれを完全にマスターしたよ!」とムラトグルー氏は動画のキャプションに綴った。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2021年「全仏オープン」でのフェデラー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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