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青山/柴原ペアが準決勝、国枝が決勝進出!ナダルはベスト4に「凄いこと」[全豪オープン]

「全豪オープン」でのナダル

現地25日に行われた「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)9日目、女子ダブルスの第2シードである青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアが準決勝進出を果たした。また、車いすの部の男子シングルスでは第1シードの国枝慎吾(日本)が決勝進出を決めている。「全豪オープン」公式ウェブサイトが伝えた。

男子シングルスでは準々決勝が始まり、グランドスラム最多優勝記録の更新が懸かる第6シードのラファエル・ナダル(スペイン)がベスト4入り。同じ左打ちである第14シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)に2セット連取した後でフルセットまで持ち込まれたが、4時間以上に及んだロングマッチを制した。怪我明けで試合中には痛み止めを飲む姿も見られたナダルは試合後、2ヶ月前まではこの大会に出場できるかわからない状態だったとして「正直なところ、準決勝に進めるなんて凄いことだよ」と述べている。

シャポバロフは4回戦で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破っていたが、この日はたびたび冷静さを欠いたところが見られた。ナダルがサーブに時間をかけ過ぎだとして主審にタイムバイオレーションを取るよう要求し、主審がそれを取り合わずにいると「みんな腐敗してる!」と吐き捨てた。さらに自らのミスショットで敗れた直後、ラケットをコートに叩きつけ、それを拾わずに立ち去っている。その後、壊れたラケットはボールキッズが持ち去っていた。

勝ったナダルは続く準決勝で、3年ぶり6度目の決勝進出をかけて第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニも第17シードのガエル・モンフィス(フランス)から2セット先取した後で追いつかれたが、最終セットを6-2で取った。

同じく準々決勝が行われた女子シングルスでは、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第21シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)に2ゲームしか与えず快勝。44年ぶりの地元選手による「全豪オープン」優勝に向けて着実に歩んでいる。そんなバーティと対戦するのは、世界ランキング51位のマディソン・キーズ(アメリカ)。ノーシードながら元世界7位であるキーズは、第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)にストレート勝ちを収めている。

男子ダブルスでは、ワイルドカードで出場するタナシ・コキナキス(オーストラリア)/ニック・キリオス(オーストラリア)ペアの勢いが止まらない。第1シード、第15シードのペアを破ってきた彼らは、今回も第6シードのティム・プッツ(ドイツ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)ペアを3セットで下し、ベスト4へ勝ち進んでいる。次戦で当たるのは、第3シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)ペアとなる。

対する女子ダブルスでも、第2シードの青山/柴原ペアが好調だ。シングルスの選手として経験の多いペトラ・マルティッチ(クロアチア)/シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)ペアに一度もブレークを許さず、6-1、6-4のストレート勝ち。ペアとしては2021年の「ウィンブルドン」に続いてグランドスラムでは2度目の準決勝進出を果たしている。初の決勝行きを懸けて争う相手は、Anna Danilina(カザフスタン)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)ペアだ。

なお、柴原は女子ダブルスを戦った数時間後に混合ダブルスにも出場。マクラクラン勉(日本/イカイ)とのペアで第2シードのジャン・シューアイ(中国)/ジョン・ピアース(オーストラリア)ペアと対戦したが、こちらではベスト8敗退に終わっている。また、二宮真琴(日本/エディオン)/アイサムウルハク・クレシー(パキスタン)ペアもルーシー・ラデッカ(チェコ)/ゴンサロ・エスコバル(エクアドル)ペアに5-7、5-7で競り負け、準決勝に進むことができなかった。

そんな中、車いすの部の男子シングルスでは国枝がさすがの強さ。トム・エグブリンク(オランダ)との準決勝で第1セットを奪われたものの、5-7、6-3、6-4の逆転勝利で決勝進出。2年ぶり11度目の決勝進出を決めている。なお、過去10回の決勝では10戦10勝だ。その相手は、第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)。

車いすの部の女子シングルスでは、第2シードの上地結衣(日本)を準々決勝で破っていたアニーク・ファンクォト(オランダ)が決勝進出。第1シードのディータ・デ グロート(オランダ)と優勝を争う。

大会9日目の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<男子シングルス>
【準々決勝】

●デニス・シャポバロフ(カナダ)[14] 3-6 4-6 6-4 6-3 3-6 〇ラファエル・ナダル(スペイン)[6]

●ガエル・モンフィス(フランス)[17] 4-6 4-6 6-3 6-3 2-6 〇マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)[7]

<女子シングルス>
【準々決勝】

〇アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1] 6-2 6-0 ●ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[21]

●バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[4] 3-6 2-6 〇マディソン・キーズ(アメリカ)

<男子ダブルス>
【準々決勝】

〇マルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)[3] 7-6(5) 6-4 ●ジョン・ピアース(オーストラリア)/フィリップ・ポラセク(スロバキア)[5]

〇タナシ・コキナキス(オーストラリア)/ニック・キリオス(オーストラリア) 7-5 3-6 6-3 ●ティム・プッツ(ドイツ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)[6]

<女子ダブルス>
【準々決勝】

●ペトラ・マルティッチ(クロアチア)/シェルビー・ロジャーズ(アメリカ) 1-6 4-6 〇青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[2]

<混合ダブルス>
【準々決勝】

●柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)/マクラクラン勉(日本/イカイ)[8] 4-6 4-6 〇ジャン・シューアイ(中国)/ジョン・ピアース(オーストラリア)[2]

〇ルーシー・ラデッカ(チェコ)/ゴンサロ・エスコバル(エクアドル) 7-5 7-5 ●二宮真琴(日本/エディオン)/アイサムウルハク・クレシー(パキスタン)

<車いす 男子シングルス>
【準決勝】

〇国枝慎吾(日本)[1] 5-7 6-3 6-4 ●トム・エグブリンク(オランダ)

●ステファン・ウッデ(フランス) 1-6 1-6 〇アルフィー・ヒュウェット(イギリス)[2]

<車いす 女子シングルス>
【準決勝】

〇ディータ・デ グロート(オランダ)[1] 6-0 7-5 ●ルーシー・シューカー(イギリス)

●クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ) 3-6 4-6 〇アニーク・ファンクォト(オランダ)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル
(Photo by TPN/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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