ニュース News

全豪優勝のお告げ?シナーのもとに幸運の女神到来か

「全豪オープン」で帽子に蝶がとまったシナー

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で勝利した第11シードのヤニク・シナー(イタリア)がオンコートインタビューに応じていると、彼の帽子に蝶がとまった。これは幸運の女神の到来かもしれない。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じている。

シーズンの出だしから好調な20歳のシナーは、今大会ここまでに1セットしか落としておらず、それは予選から勝ち上がった世界ランキング120位のダニエル太郎(日本/エイブル)と対戦した時だった。第32シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)との4回戦でも7-6 (3)、6-3、6-4のストレート勝利を収めている。シナーは第1セットで4回のブレークポイントをしのぐなど苦戦を強いられるが、続く2セットでは主導権を握り、2時間35分で試合を終えた。2021年の「全仏オープン」以来、2度目のグランドスラム準々決勝進出を果たしたシナー自身も、自分のパフォーマンスに満足しているようだ。

デミノーに勝利した後にオンコートインタビューが始まると、それと同時に一頭の蝶が寄ってきて、そのままシナーの白い帽子にとまった。インタビューを担当したジム・クーリエ氏は「蝶を惹きつける以外、うまくなったことはなんですか?」と気の利いた質問をしている。シナーは「最初はサーブがうまくいっていたけど、第1セットでは彼の方がチャンスは多かった。でもその後はもう少し積極的に攻めようと思った。この2、3ヶ月でたくさんの経験を積むことができて、選手としても人としても成長できたと思っている」と答えた。帽子にとまった蝶を気にするシナーに対して「よっぽど君のことを気に入ったみたいだね。蝶のことは私が見ておくから、君は話を続けて」とクーリエ氏が声をかけ、「いいよ、そのままにしてあげよう」とシナーが言うと、観客も温かい拍手を送っている。蝶が来てくれたのは「良いサインだ」とクーリエ氏が伝えると、シナーは試合中にも足元を飛んでいたことを明かした。

「全豪オープン」において蝶は縁起が良いとされている。というのも、2021年に優勝を飾った二人、大坂なおみ(日本/フリー)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)の元にも試合中に蝶が訪れているからだ。大坂の場合は、第27シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦した3回戦で、プレー中の大坂の近くを蝶が飛び回り、ベンチで休んでいる間に鼻に止まった。その蝶を安全な場所にそっと置いた大坂の姿が当時話題となっている。一方のジョコビッチも当時世界114位だったアスラン・カラツェフ(ロシア)と戦った準決勝で、サーブの直前に顔の周りを蝶が飛んでいる。

ちなみに、今大会ではコート上の線や「MELBOURNE」の文字を徹底して踏まないなど、ゲン担ぎに強いこだわりを見せる大坂は、蝶をモチーフにしたスニーカーで大会に臨んだ。サイドの全面に蝶の羽の模様が施されたナイキのスニーカーはオレンジ、茶色、黒が使用されており、昨年に大坂の元を訪れた蝶とまったく同じ配色となっている。

シナーは準々決勝で第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。インタビューの最後まで帽子から離れなかった蝶は、シナーを優勝まで導いてくれるだろうか。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」で帽子に蝶がとまったシナー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

【全豪オープンテニス2022はWOWOWテニスワールドで!】
全試合・全コートライブ配信!
練習コートや記者会見も無料で配信。
視聴はこちら>>

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. 全豪優勝のお告げ?シナーのもとに幸運の女神到来か