現地25日に行われた「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)の女子ダブルス準々決勝で、第2シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアが、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)/シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦。青山/柴原ペアが6-1、6-4で、準決勝進出を決めた。試合時間は1時間28分。
第1セットでは1-1で迎えた第3ゲームから5ゲームを連取。相手に第5ゲームで5度のブレークチャンスを作られたものの、そこは辛くも逃れていた。
第2セットは互いにサービスゲームをキープしてゆく展開に。相手のサービスゲームだった第5ゲームで青山/柴原ペアはデュースにしたものの、ブレークポイントを作るまでには至らなかった。
続く第6ゲームでは柴原のダブルフォールトで0-30となるも、そこから4ポイント連取で耐えている。第7ゲームではこのセットで初めてのブレークチャンスを作るが、モノにすることはできなかった。
第8ゲーム、マルティッチにロブをスマッシュされてピンチを迎える。しかし、最後は青山の角度を突いたショットからゲームキープに成功した。
膠着していた試合が動いたのは4-4で迎えた第9ゲーム。青山/柴原ペアが連携を生かして3度のブレークチャンスを作り、相手のポジションをよく見た攻めで取った3度目のチャンスでリターンエースを決め、5-4とする。
続くサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム、マッチポイントを最後は青山がボレーで決め、「全豪オープン」で初の準決勝進出を果たした。
勝利した青山/柴原ペアにとっては、2021年の「ウィンブルドン」に続く2度目のベスト4進出。その準決勝では、Anna Danilina(カザフスタン)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)ペア対レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)/アナスタシア・ポタポワ(ロシア)ペアの勝者と対戦する。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は「全豪オープン」での青山(右)と柴原(左)
(Photo by Graham Denholm/Getty Images)
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