現地22日に行われている「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、世界ランキング120位のダニエル太郎(日本/エイブル)が第11シードの世界10位ヤニク・シナー(イタリア)と対戦。ダニエルが第3セットを3-6で落とし、セットカウント1-2とリードされている。
第1セット、ダニエルはグランドスラム初の3回戦進出による緊張からか、プレーがやや硬く、0-3とリードされる。そこから3ゲーム連取で一度は追いついたが、直後の第7ゲームを再びブレークされ、そのまま4-6で第1セットを落としていた。
しかし第2セットではダニエルが躍動。第1ゲームのピンチを乗り越えたことでリズムを掴んだのか、シナーを翻弄するようなプレーを何度も見せ、5ゲームを連取する。結局このセットを6-1で取り、セットカウント1-1とした。
ともにトイレ休憩を挟んで迎えた第3セット、互いに序盤からサービスゲームをキープしていく。セット序盤には、シナーがポイントを手にした後、そのプレーで使われたボールに不備があったと自ら申し出て、そのプレーがやり直しとなるというスポーツマンシップを見せる場面もあった。やり直しとなったポイントは、ダニエルが取っている。
3-4で迎えた第8ゲーム、ダニエルは0-40という大ピンチを迎えるが、2本のサービスエースなどでデュースとする。しかしその後もさらに2度のブレークチャンスを作られ、最後はダニエルのショットがネットに引っかかり、3-5とされる。
シナーのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲーム、ダニエルが粘ってデュースとするが、最後は4つ目のセットポイントをサービスエースで決められた。
試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第4セットに進んでいる。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は「全豪オープン」でのダニエル太郎
(Photo by Recep Sakar/Anadolu Agency via Getty Images)
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