19日に行われた「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第13シードの大坂なおみ(日本/フリー)が世界ランキング54位のマディソン・ブレングル(アメリカ)と対戦。大坂が6-0、6-4で勝利し、3回戦進出を決めた。試合時間は1時間5分。
第2セットも大坂のサーブでスタート。第1ゲームでは最初は大坂のミスが続き、0-30とリードされる。2度デュースに持ち込まれるが、何とか最初のゲームをキープ。次のゲームでようやくブレングルのしぶとく返すテニスが実を結び、この試合で初めてサービスキープしてゲームを取るとブレングルは両手を上げて喜び、観客も喝采を送った。
それに勇気づけられたかのようにブレングルから良いショットが出て、大坂にはミスがあり、第3ゲームで大坂は15-40というピンチを迎える。デュースにした後も一度はブレングルにアドバンテージを握られるが、大坂はそれも凌いで、辛くもこのゲームをキープした。
2-2で迎えた第5ゲームで、大坂は再び15-40のピンチを迎え、デュース後アドバンテージを握られるという同じ展開になるが、鋭いサービスエースも交えて大坂は再度、苦しみながらもサービスキープを果たす。
第7ゲームで大坂は三度目の15-40という局面を迎え、またしてもデュースに。だが2度目の相手のアドバンテージを凌ぐことができずブレークを許し、3-4とリードされてしまう。
続く第8ゲームで、大坂は鋭いストロークや強烈なスマッシュを決めてブレークバック。集中力を取り戻した大坂は、第9ゲームをラブゲームでキープし、5-4とリード。そしてブレングルがサーブの第10ゲームをラブゲームでブレークして勝利を決めた。
勝利した大坂は3回戦で、2回戦で第22シードのオリンピック金メダリスト、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)をストレートで下した20歳の元世界21位アマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。両者はこれが初対戦となる。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は「全豪オープン」での大坂
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)
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