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ジョコビッチは「全豪オープン」でプレーせず国外退去に

再審のため勾留されているホテルから出たジョコビッチ

オーストラリア入国をめぐり同国政府と争ってきた世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。現地16日に連邦裁判所で行われた審問で彼の訴えが退けられたため、17日に開幕する「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)には出場しないことが決まった。ロイター通信など複数のメディアが伝えている。

ワクチン接種の免除を認められる形でオーストラリアに入国したことから、世界中の注目を浴びるほどの騒動へと発展していたジョコビッチ。14日に再び入国ビザを取り消された彼がそれに抗議したため、16日に審問が行われた。10日に実施された最初の審問では、入国直後の彼に対する政府側の対応の不当性が認められて入国ビザの取消が撤回されたジョコビッチ。しかし、その最初の審問を担当したのとは別の判事たち3人のもとで行われた今回の再審では、ジョコビッチの一連の言動がオーストラリアの新型コロナウイルス対策を脅かすという政府側の主張が認められることに。この最終決定によりジョコビッチはオーストラリアに滞在することができなくなり、「全豪オープン」からも去ることになった。

再審が行われている裏側で、「全豪オープン」を主催するオーストラリアテニス協会は大会初日の試合日程を発表。第1シードであるジョコビッチは17日のセンターコート、ロッド・レーバー・アリーナで行われる5試合目の出場となることが一旦は発表されていた。しかし審問の結果を受けて、彼がいた枠には代わりにラッキールーザーの世界ランキング150位サルバトーレ・カルーゾ(イタリア)が入ることに。カルーゾは予選3回戦で世界120位のダニエル太郎(日本/エイブル)に敗れていた。そして、センターコートでの5試合目には、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の試合が組み込まれている。

国外退去が決まったジョコビッチは、審問終了後に声明を発表。「僕の訴えが取り下げられたことにとても失望している。そのため、オーストラリアに滞在することも“全豪オープン”に参加することもできなくなったからね。でも、裁判所の決定を尊重し、僕の出国に関して当局と協力していくよ」と、出国に抵抗しない意向を示した。ジョコビッチは強制退去となれば今後3年間オーストラリアに入国できないと見られている。

ジョコビッチはさらに「全豪オープン」そのものに集中してほしいと人々に呼びかけた。「ここ数週間にわたって僕のことばかりが取り上げられて、とても居心地が悪かった。これからは、みんなは僕が愛する大会に集中することができるだろう。選手、大会関係者、スタッフやボランティアの人々、そしてファンのみんなの幸運を祈っているよ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は再審のため勾留されているホテルから出たジョコビッチ
(Photo by Diego Fedele/Getty Images)

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