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ワクチン未接種での現役続行についてグランドスラム王者が語る

2021年「全豪オープン」でのエルベール

ワクチンを接種していないことを理由に「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)を欠場するダブルス世界ランキング8位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)が、未接種での現役続行を危惧している。スポーツウェブメディア Sportskeedaが報じた。

世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がワクチンの免除を認められた状態でオーストラリアに入国したことから世界中の注目を浴びるような騒ぎに発展する中、ワクチンの未接種を理由にいち早く「全豪オープン」を辞退したエルベールは複雑な気持ちでオーストラリアの状況を見守る。ジョコビッチとエルベールはともにワクチンの義務化に異議を唱えていたが、最終的に取った行動は正反対だった。

昨年は「全仏オープン」や「Nitto ATPファイナルズ」の男子ダブルスで優勝を飾った30歳のエルベールは、今回「全豪オープン」出場を辞退した理由について、母国フランスメディアとのインタビューの中で語っている。「この2年間ですべてのバランスが崩れてしまって、オーストラリアの人々は多くを犠牲にしてきた。これはすごく特殊な状況だと思うんだ。2年間も島国に閉じ込められてきたオーストラリア人にとって、ワクチンを接種していない人が入国できるというのは受け入れがたいことだ。だからこそ、僕は現地に行くことを最初から考えていなかった」

ジョコビッチに対するオーストラリア政府の対応については、「無法者ではないはずなのに、まるで逃亡者かのように扱われている」と同情を見せたエルベール。ジョコビッチがワクチン免除を認められたと知って驚いたことを、2021年の「全豪オープン」で厳格な現地の新型コロナ対策を自らも体験したエルベールは認めるが、それでも自分が出場できないことを不当な扱いだとは思っていないという。ただし、接種していないことで選手として大きなリスクを抱えているとして、以下のように語っている。

「自分の将来がどうなるかはわからないけど、あまり明るいものでないことは確かだね。どの国でも進められている対策や、政府の決定を考えると、ワクチンを接種せずにテニス選手を続けていくには厳しい状況だと思う。それでも、そういう選手でいられるように戦い続けたい。もしかしたら近い将来、このままプレーできるかもしれない。でも長い目で見れば、そう簡単にはいかないだろうね」

「テニスのキャリアを終わらせてしまうことは決して望んでいないけど、その可能性は否定できない。それが最終的な結末にならないように全力を尽くすつもりだけど、可能性としてはあり得るね」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全豪オープン」でのエルベール
(Photo by Mike Owen/Getty Images)

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