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ジョコビッチ、ビザ取消は無効に。ホテルでの勾留生活も終了

2020年「アドリア・ツアー」でのジョコビッチ

オーストラリア到着後に入国ビザを取り消された世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。彼は現地10日の20時までに出国するよう命じられていたが、同日行われた審議の結果、入国ビザの取消が無効となった。また、監禁も同然の状態だったホテルから出ることにも成功している。豪ニュースメディア West Australiaなど複数のメディアが報じた。

17日開幕の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)に出場するため、オーストラリアに5日にやってきたジョコビッチ。しかし、新型コロナウイルスのワクチン接種を免除される形での入国が問題となっていた。

弁護士は、ジョコビッチが昨年12月16日に新型コロナに感染したため、6ヶ月以内に新型コロナに感染していればワクチンは打たなくてもいいというオーストラリアテニス協会(TA)が事前に伝えていた条件に合致している、と主張。だがオーストラリア政府側は、コロナ感染はワクチン接種の免除対象にはならないと述べていた。

この件を受けて10日にオンラインで審議が行われた。ジョコビッチの弁護士は、オーストラリア政府側の手続きが公正性を欠いていると主張。彼が空港で携帯電話を取り上げられ、長時間にわたって弁護士なしで取り調べを受けたことを強調した。その訴えが実り、アンソニー・ケリー連邦判事はジョコビッチのビザ取消を無効とし、本人を即刻ホテルから解放するよう命じた。また、没収されていたパスポートや持ち物も返却されることになった。

しかし、これで問題が解決したとは断言できないようだ。審議終了時、連邦政府側の弁護士は、別の形でジョコビッチの出国を求めるかどうかを考慮すると発言。それで強制出国となった場合、ジョコビッチは今後3年間オーストラリアに入国できない可能性がある、とケリー判事が指摘している。釈放された直後にジョコビッチがオーストラリア政府に逮捕されたというニュースが一部で報じられるなど、いまだに混乱が続いている模様だ。

なお、この審議はオンラインで一般公開されたが、多くのユーザーが殺到した上、その一部が勝手に話したり卑猥な画像を載せたりといったトラブルを起こして、何度も審議が中断。収拾がつかなくなり、最終的に別のリンクで続けられることになった。

ちなみに、ジョコビッチと同じようにワクチン免除によって一足先にオーストラリアに入国していたダブルス世界81位のレナタ・ボラコバ(チェコ)は、入国ビザを取り消されて出国を命じられ、8日にオーストラリアを後にしている。

「全豪オープン」は1週間後に開幕となる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2020年「アドリア・ツアー」でのジョコビッチ

(Photo by Srdjan Stevanovic/Getty Images)

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