世界ランキング47位の錦織圭(日本/フリー)が、1月17日に開幕する「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)を欠場することがわかった。本人が7日に自身のアプリで明かしている。
「僕の近況について残念なお知らせがあるんだ。昨年の終盤から臀部の問題に苦しんできたけど、まだ100%の状態じゃない。だから、オーストラリアではプレーしないことにした。“全豪オープン”は僕がホームのように感じているグランドスラムだからとても残念だよ。来年戻ってくるのが待ちきれない。今はリカバリーに懸命に取り組んでいるところで、早くコートに戻ってこられるようにあらゆる手を尽くすよ」
これまで錦織は「全豪オープン」に10回出場し、2012年・2015年・2016年・2019年にベスト8進出。1度の準優勝、2度のベスト4を記録した「全米オープン」に次ぐ好成績を残している。前回大会では、オーストラリア渡航時のフライトに新型コロナウイルス陽性者がいたことから2週間の完全隔離生活を強いられたこともあり、1回戦で第15シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)にストレート負けを喫した。
昨季終盤は腰の怪我に悩まされ、11月初めにシーズン終了を発表した錦織。まだ体調は万全ではないようで、今年はすでに4日スタートの「ATP250 メルボルン」への出場を辞退していた。オーストラリアでの大会には出場しないという今回の発表を受けて、「全豪オープン」と合わせて、1月10日開幕の「ATP250 シドニー」(オーストラリア・シドニー/1月10日~1月15日/ハードコート)も欠場することが決まった。
今後は、「ATP250 ダラス」(アメリカ・ダラス/2月7日~2月13日/室内ハードコート)、「ATP250 デルレイビーチ」(アメリカ・デルレイビーチ/2月14日~2月20日/ハードコート)、「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月13日~6月19日/グラスコート)などへの出場が予定されている。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2021年「ATP500 バルセロナ」での錦織
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)
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