青柴ペア、健闘及ばす惜しくも準優勝!
最終日を迎えた2023シーズン最初のグランドスラム「全豪オープンテニス」。
女子ダブルス決勝で第10シードの青山修子/柴原瑛菜組は、第1シードのバーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ組(ともにチェコ)に4-6、3-6のストレートで敗れ、日本人ペアによる初のグランドスラム優勝はならなかった。
決勝後に青山と柴原がWOWOWの単独インタビューに応じた。
決勝後
青山修子/柴原瑛菜選手WOWOWインタビュー
Q.あと一歩でした。今の気持ちを聞かせてください。
柴原:やっぱり悔しいです。相手もしぶとく厳しいプレーをしてきて、もうひと踏ん張りのところが足りませんでした。
青山:優勝を目指してやっているので悔しい気持ちが一番強いですが、相手もすごく強くて、最初の方に少しチャンスがありましたが、その後はチャンスを見つけるのが、なかなか難しかったです。その中でも、何とか食らいついて最後までファイトできたのは良かったと思います。課題も見えたのでまた頑張るしかないな、という気持ちです。
Q.初めての決勝で緊張はあった?
青山:いつもと同じ感じで試合に入れたとは思いますが、少しプレーに硬さがあったかなと思います。2ゲーム目のブレークチャンスで、いつもなら決められるようなボレーをミスしてしまったので、そういったところでいつもとは違う緊張感があったのもしれません。
柴原:相手が何度もグランドスラムで優勝しているペアだったので、(いつもより)もっと良いプレーを出さないといけないという気持ちがありました。
Q.試合を重ねるごとにコンビネーションが良くなった実感は?
柴原:前哨戦から全豪に入って1試合ずつ二人でのプレーが良くなってきて、準決勝(第2シードのガウフ、ペグラ組と対戦)もストレート勝ちでした。毎日進化している感じがあってうれしかったです。
青山:今大会は流れをつぶさなかったことが良かったと思います。これまでは良いプレーもあれば、悪い時間帯もある、という感じだったのが、(流れが悪い時も)しぶとく二人で話し合いながら戦えたので、強いペアにも勝ち切ることができたと思います。
Q.世界1位のペアと対戦して差を感じた部分は?
青山:サービスの差があったと思います。私は大会を通してリターンの調子が良かったのですが、(決勝では)良いリターンをなかなか返させてもらえなかったという印象です。そういう状況でも相手のプレーの質を落とさせる戦い方や、サービスに関してもコートを広く使って相手を動かすようなコントロールを付けていきたいと思います。
Q.大会を振り返って
青山:ベスト4の壁を超えたことは、すごく大きなことで嬉しかったです。ただ、日々の練習はグランドスラム優勝のためにやっているので、まだまだ夢をかなえるのは難しいな、と思いました。“もっと頑張れ”ということなのかと思います。
******WOWOW今後の放送・配信情報******
「全豪オープンテニス」
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<以下、WOWOWライブでリピート放送>
2/3(金)午前8:00 車いす男女シングルス決勝
「アルフィー・ヒュウェット vs 小田凱人」 「ディーダ:デ
グロート vs 上地結衣」
2/3(金)午前11:00 女子シングルス決勝
「エレナ・ルバキナ vs アリーナ・サバレンカ」
2/3(金)午後0:30 男子シングルス決勝
「ステファノス・チチパス vs ノバク・ジョコビッチ」
「男子テニス国別対抗戦
デビスカップ ワールドグループⅠプレーオフ 日本vsポーランド」
2/4(土)午後0:00~、2/5(日)午前11:00~
両日WOWOWオンデマンドで独占ライブ配信
WOWOWオンデマンドhttps://wod.wowow.co.jp/