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「強い日本女子テニス界が戻ってきてほしい」伊達公子の思いに共感した、ジュニアの“夢”への支援

女子テニス未来応援プロジェクト

WOWOWテニスアンバサダーの伊達公子が2019年より手がけるジュニア育成プロジェクト「リポビタンPresents 伊達公子×YONEX PROJECT~Go for the GRAND SLAM~」は、現在、2期目の終盤に差し掛かっている。

「強い日本女子テニスが戻ってきてほしい」という思いで立ち上げたプロジェクトでは、選抜メンバーによる強化合宿を2年で8回行うと同時に、日本のジュニア全体の意識向上と、よりポイントを取りやすい環境を作るために、ITFジュニア大会(男女)3大会を創設した。

その一つである岐阜市でのITFジュニアでは、プロジェクトメンバーの林妃鞠がシングルスでベスト4へ。古谷ひなた&岸本聖奈はダブルスで準優勝という成績を収めている。

「もちろんいつも思い通りの結果が生まれるということはありませんが、みんなのプレーを見ていても、少しずつ時間を重ねてきたことの成果が見えてきています」と、その手応えを感じている。

また、プロジェクトの一つの目標でもある“グランドスラムジュニアに出場する”という観点では、木下晴結が昨年の全豪を皮切りに、全てのグランドスラムジュニアに出場するという結果を残し、それに続けとばかりに木河優、添田栞菜も精力的に海外の大会を回り、結果を残してランキングを上げてきている。

網田永遠希は、野田学園の部活でエースを担い、年齢制限によりまだITFジュニアに出場できない石井心菜も、きたるべき時に向けて準備中だ。

そしてこのプロジェクトを長年にわたり、メディアとして記録してきたWOWOWは、今年の5月より「女子テニス未来応援プロジェクト~Go for the GRAND SLAM~」と銘打ちプロジェクトメンバーのSNS等での発信や、グッズ購入費の一部をメンバーの遠征費にあてる活動を行っている。

これについて伊達は「ジュニアはまだプロではありませんが、プロと同様くらいにITFジュニアで戦って結果を残さないといけない環境に置かれています。その中で何か行動を起こすプロジェクトやサポートは必要です。プロではないジュニアは特に、金銭的な面で家庭環境に左右されるため、そこを少しでもサポートしてもらえることはありがたいです」と、話す。
さらには「支援者にとっても、ジュニア選手を知るきっかけにもなる」良い機会であることを強調した。

世界を目指す女子ジュニアの強化を行いつつ、遠征費のサポートを募る。それは子どもたちの「夢」への支援でもある。こうしたと取り組みは、やがて大きなうねりとなって、彼女たちを輝かせることだろう。

(保坂明美)
写真:ヨネックス

【リポビタンPresents 伊達公子×YONEX PROJECT ~Go for the GRAND SLAM~】
日本テニス界のレジェンドである伊達公子氏とヨネックスがともに取り組む女子トップジュニア育成プロジェクト。2019年に発足し、1期生4名は2年間の活動を経て卒業しています。2021年4月から第2期生8名が活動中。

「女子テニス未来応援プロジェクト~Go for the GRAND SLAM~」特設ページはこちら
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◆週刊テニスワールドでは本プロジェクトの様子や参加する選手たちを紹介!
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保坂明美

保坂明美

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テニス雑誌「スマッシュ」の編集長を13年間務める。現在は独立し、WEBサイト「Tennis.jp」の管理や、テニスの技術解説企画、選手関連記事の執筆、本の編集、大会の広報業務などを手がけている。

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