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元世界32位の奈良くるみが「東レ PPO テニス 2022」後に引退へ

2018年「ホバート国際」での奈良くるみ

元世界ランキング32位で30歳の奈良くるみ(日本/安藤証券)が、今月19日に開幕する「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2022」 (以下「東レ パン パシフィック オープンテニス 2022」) (日本・東京/9月19日~9月25日/ハードコート)を最後に現役から退くことを発表した。

3歳でテニスを始めた奈良は、ジュニア時代に「全国小学生テニス選手権」、「全国中学生テニス選手権」、「全日本ジュニアテニス選手権」など、数々の国内大会を制覇。2008年には静岡の浜名湖で行われたITF大会で初優勝を果たすと、翌年にプロへと転向した。

プロ転向後は2010年の「全仏オープン」で予選を勝ち抜きグランドスラムの本戦デビューを果たす。続いて同年の「ウィンブルドン」でも予選を突破し、本戦1回戦では当時世界115位のマリアナ・デュケ マリノ(コロンビア)をストレートで下しグランドスラム初勝利を挙げた。2013年には「全米オープン」でシード選手のソラナ・シルステア(ルーマニア)らを破り3回戦へと駒を進め、世界ランキングを78位まで上げて初のトップ100入りを成し遂げた。

2014年2月の「WTA250 リオデジャネイロ」では、決勝で第1シードのクララ・クカロバ(チェコ)を6-1、4-6、6-1で破りWTAツアー初タイトルを獲得。さらにこの年は「WTA250 ワシントンD.C.」で準優勝を果たすなど飛躍し、世界ランキングをキャリアハイの32位まで伸ばした。

今シーズン奈良は、韓国で開催されたITF大会で優勝。直近ではWTAツアーの下部大会である125大会の予選に出場し2回戦敗退。ラッキールーザーで本戦入りを果たすも、初戦で敗れ、現在は世界234位に位置している。奈良は現役引退に際して以下のコメントを発表。

「私は、東レパンパシフィックオープンを最後に、現役を引退することになりました。3歳から始まった私のテニス人生。振り返っても、一つの悔いもなく選手生活を去れることに、私自身驚いています。全ての力を出し切って引退できることを、幸せに思います。そう思えるのも、これまでたくさんの方々が私を応援してくださったからです。人との出会いに恵まれて、ここまでプレイし続けることができました。私を応援してくださった全ての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。東レパンパシフィックオープンでは、最後の1ポイントまで、自分らしく戦い抜きたいと思います。本当にありがとうございました」

現役最後の大会となる「東レ パン パシフィック オープンテニス 2022」にはシングルスは予選から、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得たダブルスは本戦から出場予定。ダブルスを組むのはジュニア時代から共に戦ってきた土居美咲(日本/ミキハウス)だ。奈良と土居のペアは2015年に東京で行われた「ジャパンウイメンズオープン」で準優勝を果たした経験を持つ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

2018年「ホバート国際」での奈良くるみ
(Photo by Robert Cianflone/Getty Images)

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