ニュース News

若き日の世界王者も!全米での名シーン2選をご紹介<#ちなみにテニ活>

2016年全米オープンでのジョコビッチとモンフィス

8月29日より開幕した2022年の全米オープンテニス。テニス大好きな私、WOWOWアナウンサー川又智菜美が古巣の大先輩であり、テニス実況でおなじみの鍋島昭茂アナウンサーにインタビューしました。

様々なドラマが起こるグランドスラム。
今回は鍋島さんが全米現地を訪れている時に出会った一押しの名シーンを教えてくださいました。

2008年2回戦 アンディ・ロディック vs エルネスツ・グルビス

こちらの試合は8月29日のナイトセッションに行われました。全米のナイトセッションの第2試合は試合が長引くと日付が変わることも稀ではなく、この試合も日をまたいだということです。
実はロディックもグルビスも8月30日生まれ。試合は8月29日に開始されましたが、試合中に日をまたいだため、2人ともグランドスラムのセンターコートで誕生日を迎えました!
この時ロディックは26歳に、グルビスは20歳になったということですが、グランドスラムの試合中に2人の選手が同時に誕生日を迎えるなんてすごい偶然ですね。

鍋島さんは「持っている選手は違う」「オーダーオブプレー考えた方、ナイスプレー!」と思ったそうですよ。実況中、日付が変わった瞬間に「ロディック、グルビス、2人とも誕生日おめでとうございます」と言ったら解説の村上武資さんが笑っていらしたのを覚えているそうです。続けて、「グルビスは今ランキングを落としてしまっているけれども、こうやって“持っている”選手。はやく戻ってきて欲しい」と話していました。

2005年1回戦 ノバク・ジョコビッチ vs ガエル・モンフィス

当時お互い18歳、ジョコビッチは97位、モンフィスは43位でした。
鍋島さんが会場内を取材していた時に出会った試合で、なぜか惹かれてじっと見入ってしまったそうです。壮絶な試合で、2人ともメディカルタイムアウトをとったり、足がつってプレーできない時間帯があったりでなかなか試合が進まずでした。そんな中、2人とも諦めずに戦いぬいたということです。

試合時間は、3時間57分、7-5、4-6、7-6、0-6、7-5のフルセットでした。面白いのが、トータルポイントが175対151だったそうなのですが、負けた方が24ポイントも多くとっているという点!トータルポイントは少ないものの、大事なポイントをしっかりとっていったこの試合の勝者は…35歳となった現在でも王者として君臨するジョコビッチです。

この後2人は18回戦うことになるのですが、18戦全てジョコビッチの勝利。鍋島さんは2人の記念すべき初対戦に偶然居合わせることができたのです。また、なんと試合後のウィニングボールも鍋島さんがキャッチしたそう!(とったボールは近くの男の子にあげたということです)
紙一重だった初対戦、鍋島さんは「この試合にモンフィスが勝っておけばその後の対戦成績も変わったのかなぁ?と思う」と回顧していました。

必然なのかも?とも思える偶然が起こり、私たちに驚きや感動を与えてくれるグランドスラムから目が離せません。
今年の全米オープンも残り約1週間、一緒に楽しんでいきましょう!

 (川又智菜美)
※記事上写真:2008年全米オープンでのロディックVSグルビスの試合(Photo by Getty Images)
※記事下・アイキャッチ写真:2016年全米オープンでのジョコビッチとモンフィス(Photo by Getty Images)


【全米オープンテニス2022】
WOWOWオンデマンド・WOWOWテニスワールドで全コートライブ配信!
◆放送・配信スケジュールはこちら>>
◆WOWOWオンデマンドではチャットで書き込みができるように!
試合を見ながらコメントを入れて応援しよう!
配信はこちら>>

【女子テニスジュニア育成を応援しよう】
「女子テニス未来応援プロジェクト~Go for the GRAND SLAM~」特設ページはこちら>>
SNSでも情報発信中!アカウントはこちら▶@w_tennisworld

川又智菜美

川又智菜美

twitter Instagram

WOWOWアナウンサー。慶応大学出身、テニスが大好きなアナウンサーです。
【@w_tennisworld】でテニスについて #ちなみにテニ活 でつぶやきます!

  1. Home
  2. ニュース
  3. 若き日の世界王者も!全米での名シーン2選をご紹介<#ちなみにテニ活>