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ビッグ3がトップ10選手と対戦することなくGS決勝まで勝ち進んだ回数は?

写真は左からジョコビッチ、フェデラー、ナダル

ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)は、長い間グランドスラム最多優勝数を競い合ってきた。3人は同じ時代にプレーをしながら、それぞれが男子テニス史上最高とも言える功績を残してきている。

ナダルはグランドスラム最多優勝記録を持ち、「全仏オープン」で史上最多の14回優勝を重ねている。ジョコビッチは世界ランキング1位在位週最多記録と、「全豪オープン」最多優勝記録を持っている。フェデラーの世界1位連続在位週記録は未だ破られておらず、「ウィンブルドン」で最多優勝を遂げている。

3人のうち誰が男子テニス界史上最も偉大な選手かという議論の中で、様々な記録や功績が物差しとして用いられてきた。今回は、3人の「引きの強さ」に注目してみたい。トップ10選手と対戦することなくグランドスラム決勝まで勝ち進んだ回数が、3人のレジェンド級選手の勝負強さの1つの指標となるだろう。スポーツウェブメディアSportskeedaがまとめている。

ロジャー・フェデラー 5回

フェデラーはこれまでグランドスラムで31回決勝に進出している。これは、ジョコビッチの32回に次いで史上2番目に多い。この中で、トップ10選手と一度も顔を合わせることなく決勝に進出したのは5回。2008年の「ウィンブルドン」では、ライバルのナダルと同様、一度もトップ10選手と対戦せずに決勝進出を果たした。

フェデラーはこれまで「ウィンブルドン」で12回決勝を戦っている。そのうち、トップ10選手と対戦せずに決勝進出を果たしたのは3回のみ。2008年以外では、2007年と2009年に、6人のトップ10圏外の選手を退け決勝まで勝ち上がった。

2008年「全仏オープン」の決勝までの道のりで、最も世界ランキングが高かったのは世界25位のフェルナンド・ゴンサレス(チリ)だった。フェデラーが最後に優勝したグランドスラムである2018年の「全豪オープン」では、準決勝までの対戦相手の中で世界20位のトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)が最も世界ランキングの高い選手だった。

ラファエル・ナダル 7回

ナダルはこれまで30回グランドスラム決勝に進出している。そのうち7回は、決勝まで一度もトップ10選手と対戦することなく勝ち進んだ。最初にナダルが引きの強さを見せたのは、2006年の「ウィンブルドン」だった。ナダルはアンドレ・アガシ(アメリカ)、ヤルコ・ニーミネン(フィンランド)、マルコス・バグダティス(キプロス)らを下したが、いずれも当時トップ10圏外だった。決勝ではフェデラーに敗れ、準優勝に終わった。

2008年の「ウィンブルドン」でも6人のトップ10圏外の選手に勝利し、決勝進出を果たした。この年の「ウィンブルドン」はナダルにとって最も印象深い大会の一つとなった。決勝で世界王者だったフェデラーを歴史に残るフルセットマッチで下し、初優勝を遂げたからだ。

「全豪オープン」ではこれまで6度決勝に進出しているが、その中でトップ10選手と一度も顔を合わせずに勝ち進んだのは2019年大会1回のみだった。

「全仏オープン」でトップ10選手と対戦せずに勝ち進んだのは2回(2010年と2020年)のみ、つまり、その他の12回はすべてトップ10内の実力者を退け決勝に到達し、優勝トロフィーを手にしている。「全仏オープン」決勝でナダルが敗れたことはない。

優勝した2017年の「全米オープン」では、世界28位だったフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が対戦した中で最もランキングの高い選手だった。2019年の「全米オープン」でも6人のトップ10外選手を退け決勝に進出、世界5位だったダニール・メドベージェフ(ロシア)を下して優勝を飾った。

ノバク・ジョコビッチ 8回

ビッグ3の中で、最も引きが強いのはジョコビッチだった。2007年「全米オープン」で自身初のグランドスラム決勝に進出した時は、世界15位のダビド・フェレール(スペイン)が対戦した中で最も世界ランキングの高い選手だった。

「ウィンブルドン」で8回決勝に進出したジョコビッチは、うち5回でトップ10選手と当たらずに決勝まで勝ち進んだ。ジョコビッチはその5回すべて(2011年、2014年、2019年、2021年、2022年)で優勝を飾っている。先日閉幕した2022年の「ウィンブルドン」では、ジョコビッチが対戦した中で最も世界ランキングの高い選手は準決勝で戦った世界12位のキャメロン・ノリー(イギリス)だった。

「全米オープン」では2007年の他に、2016年と2018年大会でもトップ10選手と対戦せずに決勝進出を果たした。2016年はスタン・ワウリンカ(スイス)に敗れたが、2018年はデル ポトロに勝利し優勝を手にした。

ジョコビッチは「全豪オープン」で9回、「全仏オープン」で6回決勝まで勝ち進んでいるが、その全てでトップ10選手を少なくとも1人退けている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は左からジョコビッチ、フェデラー、ナダル
(Getty Images)

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