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観客爆笑のコート上のエンターテイナー、バーラミを元世界王者も絶賛

写真は2019年「全豪オープン・レジェンド」でのバーラミ

テニスの元世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、史上最も偉大な選手の一人と考えられているだけでなく、コート上やコート外で見せるユーモアのセンスでも愛されている選手だ。そのジョコビッチが「全仏オープン」のロッカールームである選手に近づき、あなたのトリックプレーを真似しようと努力していると言ったそうだ。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じた。

66歳の今も多くの「レジェンド」試合に出場しているマンゾール・バーラミ(イラン)がATP(男子プロテニス協会)テニスラジオ・ポッドキャストに出演して明かしたのだが、彼はそれを聞いて驚き、嬉しかったという。「3年前に“全仏オープン”のロッカールームにいた時に、ジョコビッチが僕のところへ来て言った。“マンゾール、僕はあなたの動画を見るのが大好きなんだ。とても素晴らしいから真似しようとしてるんだけど、構わないかな”。すごく驚いたし、正直に言ってくれたことが嬉しかった」

「だからこう言ったよ。“ノール(ジョコビッチの愛称)、君は世界一のテニス選手だ。わざわざ僕に断ってくれてありがとう、君が真似してくれるなら光栄だよ。構わずやってくれ”って」

バーラミは独特で、見て楽しいうえに効果的なトリックショットの数々で知られている。グランドスラムのような大きな大会ではしばしばレジェンド選手たちのエキシビションマッチが行われており、バーラミはよくそういう大会でダブルスに出場し、観客たちにとても喜ばれている。だがポッドキャストの中でバーラミは、彼のプレースタイルは観客を楽しませるためではなく、子供の頃にラケットがなかったので塵取りと木片で遊んでいたことから生まれた、と話した。

「“トリックショット”と呼ばれるのは構わない。実は僕はテニスのレッスンを受けたことも、コーチについたことも一度もなくて、5、6歳の頃から12、13歳の頃まで8年間やっていたことが身に沁みついてしまったんだ。そのあいだ僕は塵取りと木片で遊んでいて、誰も僕にそんなことはやめて真剣にテニスをしろとは言わなかった」

「僕にとっては、それが同じような立場の子供たちとする遊びだった。自分たちで線を引いてネットを立ててコートを作り、ただ楽しく遊んでた」

さらにバーラミは、父親が1960年代にイラン最大のスポーツ施設の庭師をしていたので、そこにあったテニスコートで遊べたことを明かした。「1960年代、僕が5歳の頃に、大きなスポーツ施設があって、そこではどんなスポーツでもできた。父がそこの庭師だったから、僕はそこへ歩いていって、どんなスポーツもやれたんだ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

写真は2019年「全豪オープン・レジェンド」でのバーラミ
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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