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フェデラーがテニスクリニックで子供たちと交流

写真は「ウィンブルドン」センターコート100周年セレモニーでのフェデラー

先日「ウィンブルドン」センターコート100周年のセレモニーに登場したテニスの元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)は、その後オランダを訪れて子供たちと交流した。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

元世界ランキング4位のリチャード・クライチェク(オランダ)が設立したクライチェク財団が25周年を迎えた。財団は活動の一環として、オランダの41市町村に126箇所の子供向けの遊び場を開設している。フェデラーはその遊び場の一つ、アムステルダムのプレイグラウンド・ライヘルボスを訪れ、テニスを通じて子供たちと交流を行った。

クライチェクは、1996年にマラビーヤ・ワシントン(アメリカ)を退け「ウィンブルドン」で優勝した実力者だ。その翌年、クライチェクはオランダの都市部の貧しい子供たちに希望を与えたいと、財団を作ることを決意。自治体と協力して各地に作られた遊び場は、子供たちが安全な環境で遊べるように配慮されている。財団の公式ホームページによると、財団の設立以来100箇所以上の遊び場が整備され、約4000人の子供たちが遊べるようになっているという。

そしてこの度、25周年の節目を記念してフェデラー、クライチェク、そして元車いすテニス選手のエステル・フェルヘール(オランダ)が協力して、テニスクリニックが開催された。今回の訪問についてクライチェクはTwitterで、「ロジャー、クライチェク財団の25周年を一緒に祝ってくれてありがとう!」とフェデラーに謝意を示した。

フェデラーも、テニスクリニックでの子供たちとの交流を心から楽しんだようだ。クライチェクやフェルヘールとの再会も嬉しいものだったとSNSに投稿した。

「テニスとPostcode Loterij[オランダ最大の宝くじチャリティー]のおかげで僕たちは再会できた!昨日、クライチェクとフェルヘールと共に、アムステルダムのプレイグラウンド・ライヘルスボスで行われたテニスクリニックに参加できてとても楽しかった」

クライチェクはチェコから移住してきた両親のもとにオランダで生まれた。「全米オープン」では3度ベスト8に進出し、1992年の「全豪オープン」と1993年の「全仏オープン」では準決勝進出を果たしている。

1996年の「ウィンブルドン」に第17シードとして参戦したクライチェクは、4回戦で元全英王者のミハエル・シュティヒ(ドイツ)を下し、準々決勝で大会4連覇を狙うピート・サンプラス(アメリカ)と対戦。クライチェクは格上のサンプラスを下し番狂わせを演じた。この勝利により、クライチェクは1993年から2001年までの間に「ウィンブルドン」でサンプラスに土をつけた唯一の選手となった。サンプラスは2001年大会で当時19歳のフェデラーに敗れている。

1996年に「ウィンブルドン」のトロフィーを獲得したクライチェクは、1998年大会で準決勝に進出したものの、ゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)に敗れた。2003年に引退するまでに、クライチェクは17の大会で優勝を飾った。現在はクライチェク財団を運営する他、地元ロッテルダムで行われる「ATP500 ロッテルダム」の大会ディレクターも務めている。

一方、テニスクリニックでのひとときを楽しんだフェデラーは、9月に行われる団体戦「レーバー・カップ」(イギリス・ロンドン/9月23日~9月25日/室内ハードコート)でツアーに復帰する予定だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」センターコート100周年セレモニーでのフェデラー
(Photo by Shi Tang/Getty Images)

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