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フェデラー、復帰に向け加速「早くレースに出たがっている競走馬のような気持ち」

写真は2021年「全仏オープン」でのフェデラー

現在、ツアー復帰に向けてリハビリとトレーニングに励んでいるロジャー・フェデラー(スイス)が、早く競技に戻り、トップレベルの試合に出場したいと強く願っていることを明かした。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

グランドスラム20回優勝を誇るフェデラーは、3回目の膝の手術を受けた昨年の7月以降、ツアーから離れている。療養前、最後に出場した「ウィンブルドン」では、準々決勝でフベルト・フルカチュ(ポーランド)にストレート負けを喫した。

今年8月に41歳になるフェデラーだが、プロテニスに復帰するという意思は固い。スイス誌Caminada Magazinの取材に答えたフェデラーは、再び全力を尽くす用意が出来ていると語った。

「そんな未来のことまで考えられない。僕は、医師のOKを待っている。また全力を尽くす準備はできている。早くレースに出たくて馬房を引っ掻いている競走馬のような気持ちさ。夏には全力を出せるようになっているといいな。過酷なトレーニングを終えて、完全に疲れ切って夕方家に帰ってくるのが待ち遠しいよ」

先日、F1のスペイングランプリ観戦のためバルセロナを訪れていたフェデラーは、現在行われている「全仏オープン」に思いを馳せ、次のように語った。

「今、”全仏オープン”に出場できていたらなと思うよ。どんな大会でもいい。でも、少し時間がかかるんだ。残念だけど、ここ数年膝の調子があまり良くないからね。でも僕は元気だよ。家族も元気だし、みんな健康だ。だから、すべて絶好調なんだ、実はね」

日々のルーティンについて聞かれたフェデラーは、殆どラケットを握らず、多くの時間を他のトレーニングに当てていることを明かした。

「車と一緒で、1000個のネジを締めないとエンジンがスムーズに回らない。今日は、モビリゼーション、ストレッチ、それにウォームアップで朝45分くらい使った。次に、グラウンドでウォームアップを30分。その後食事をして、ストレッチをして、テーピングで足首を補強して、またウォームアップして、体操をして、素早い動きのエクササイズをした。最終的にプレーを始めるまでに、2時間半ほど体のケアをする」

フェデラーは世界トップクラスのテニス選手である他にも、数々のトップブランドのブランドアンバサダーを務め、チャリティー財団にも関わり、一家の大黒柱でもある。数々の役割のバランスが求められる中、フェデラーにとって最も難しいのは良い親であろうとすることだという。

「良い父親であることが人生で一番難しいことかな。10代の子たちは、いろいろなことを考えている。より複雑になるし、より感情的になって深みも増す。それはいいことだと思うけれど、僕をもっと必要とするんだ。親として、僕たちは問題を解決するためにより多くの努力が必要になってきた」

フェデラーは、子供たちが成長の重要な時期に入りつつあることを強調し、子育ては見た目よりずっと大変だと親である苦悩を打ち明けた。

「もうすぐ13歳になる女の子たちと、8歳の男の子たちの親になるのは初めてだからね。新しい領域だよ。親は、完璧な教育者であることを期待されている…そんなの無理さ!毎日ベストを尽くしてはいる。でも正直言うと、親でいることは本当に疲れる時がある。他の家族は簡単にやっているように見えるけれど、友達と話すと分かるんだ。みんな同じ問題を抱えているってね」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全仏オープン」でのフェデラー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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