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レジェンドがセレナ、キングらに平等な賞金のためローマ大会の買収を提言

写真は2018年「全米オープン」でのシュライバー

元ダブルス世界ランキング1位のパム・シュライバー(アメリカ)は、ビリー・ジーン・キング(アメリカ)やセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を含む複数の選手たちに組織をつくって、「WTA1000 ローマ」の大会を買収するよう呼びかけた。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

シュライバーの提案は男女間で賞金の格差をなくすようにするためのもので、これまでも実現のために女子の多くの現役選手や元選手たちが長年にわたって戦ってきた。

今月行われたローマ大会では、賞金の不均衡が大会期間中にも大きな話題になっていた。男子の賞金総額は約541万ユーロ(約7億4,013万円)用意されていたものの、女子ではこの半分以下の金額しか提供されていなかった。

また、男子シングルスの優勝者が手にした賞金は約83万ユーロ(約1億1,143万円)であったのに対し、女子シングルスの優勝者が手にした賞金は約33万ユーロ(約4,541万円)であった。同様に男子の準優勝者の賞金は、女子の準優勝者の賞金約19万ユーロ(約2,676万円)に対して約45万ユーロ(約6,242万円)であった。

シュライバーは、セレナやビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、キング、マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)のような選手たちをはじめ他数名の偉大な選手たちが協力すれば、この問題を解消できるかもしれないと考えている。シュライバーはこの計画を動かすのに手を貸すよう、最近のTwitterの投稿でセレナの投資会社である「セレナベンチャーズ」に呼びかけた。

「元女子テニス選手たちの組織を一緒に作って、ローマ大会を買収するべき時よ。そして女性の大会ディレクターを配置して、平等な賞金の下でローマ大会を残すか、さもなければ新しい都市を見つけるの。(セレナベンチャーズへのメンション付きで)やりましょうよ!」

シュライバーは、男子の大会と調和した平等な賞金を女子の大会に導入できる、女性の大会ディレクターの就任を望んでいる。これまでにも、多くのテニスファンや元選手たちが、この賞金の不平等さを是正するよう声を上げてきた。またアメリカでは今月にサッカー連盟が、代表チームの男女ともに同額の賃金や賞金などを受け取ることを定めた労働協約で合意するといった動きもある。テニス界でも男女間にある格差がなくなっていくのか、引き続き注目したい。

※為替レートは2022年5月24日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2018年「全米オープン」でのシュライバー
(Photo by Jean Catuffe/GC Images)

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