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ナダルとジョコビッチを続けて破った7人の選手とは?

写真は2021年「全仏オープン」でのジョコビッチとナダル(左より)

カルロス・アルカラス(スペイン)は、「ATP1000 マドリード」でラファエル・ナダル(スペイン)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)に連続で勝利し、テニス史に自身の名を刻むことになった。アルカラスを含め、同じ大会でナダルとジョコビッチと連続して対戦し、勝利した選手はわずか7人。さらに19歳のアルカラスは、クレー大会で二人を連続で破った初めての選手となった。今回は、同じ大会でレジェンド二人を続けて破った7人の選手を紹介する。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

7. カルロス・アルカラス(スペイン) 2022年「ATP1000 マドリード」

今シーズンここまで28勝3敗、4大会で優勝と飛ぶ鳥を落とす勢いのアルカラス。先日の「ATP1000 マドリード」では、これまで同大会で5度優勝を飾っているナダルを下し、10代の選手として初めてクレー大会で“キング・オブ・クレー”から勝ち星を上げた。

そして次の日、アルカラスは準決勝でジョコビッチと対戦。第1セットでまずブレークしたのはアルカラスだったが、その後ジョコビッチが逆転に成功してセットを先取。第2セットではアルカラスが巻き返しに成功。最終セットはどちらも譲らずにタイブレークでの決着となり、先にミニブレークを奪ったアルカラスがそのまま勝利を掴み、決勝への切符を手にした。

アルカラスは、2005年の「ATP1000 モンテカルロ」で当時18歳のリシャール・ガスケ(フランス)が世界ランキング1位のロジャー・フェデラー(スイス)をフルセットで破って以来、17年ぶりに世界王者に土をつけた10代選手となった。

6. ロジャー・フェデラー(スイス) 2010年「ATPファイナルズ」

ナダルとジョコビッチとともにビッグ3の一角を担うフェデラーは、これまで何度もライバル二人と連続で対戦している。しかし、両者に同じ大会で続けて勝利したのは2010年にロンドンで行われた「ATPファイナルズ」、1回のみだ。

準決勝でジョコビッチに6-1、6-4で勝利したフェデラーは、決勝でナダルと対戦。フルセットの末に勝利を収め、5回目の「ATPファイナルズ」優勝を飾った。

その約10年後、フェデラーは再びその偉業を達成する一歩手前まで近づいたことがある。2019年「ウィンブルドン」の準決勝でフェデラーはナダルに勝利し、決勝でジョコビッチと顔を合わせた。試合は最終セットまでもつれ、ゲームスコア8-7でフェデラーにサーブ権が移った。フェデラーは40-15までジョコビッチを追い詰めたが、2回のチャンピオンシップポイントを生かせず、最終的にタイブレークでジョコビッチがフェデラーを下した。

5. ロビン・ソダーリング(スウェーデン) 2009年「ATPファイナルズ」

2009年はソダーリング躍進の年だった。「全仏オープン」でナダルに同大会初の敗北を味わわせたソダーリングは、初めて「ATPファイナルズ」への出場権を獲得した。

当時世界9位のソダーリングは、ナダルとジョコビッチ両者にストレート勝ちし、シーズンを締めくくる大会で夢のようなスタートを切る。しかし準決勝に進んだソダーリングは、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)との接戦の末に敗れてしまった。

4. ニコライ・ダビデンコ(ロシア) 2009年「ATP1000 上海」

ダビデンコは2009年の「ATP1000 上海」で、自身最高とも言える戦績を残した。準決勝でジョコビッチをフルセットで下して、決勝で対戦したナダルにストレート勝ちし、3度目のマスターズ1000大会のタイトルを獲得。その数週間後に「ATPファイナルズ」に出場すると、決勝でデル ポトロに勝利し、キャリア最大のタイトルを手にした。

3. アンディ・ロディック(アメリカ) 2008年「ATP ドバイ」

元世界王者のロディックは、2008年の「ATP ドバイ」で素晴らしい成績を残した。ロディックは大会中1セットしか落とさないほぼ完璧な試合運びで、優勝トロフィーを手に入れた。

その途中、ロディックはジョコビッチとナダルをストレートで撃破。ベスト8で対戦したナダルを7-6(5)、6-2で下したロディックは、ジョコビッチにも7-6(5)、6-3で勝利し、その年2度目の決勝進出を果たした。

2008年のロディックは全盛期ほどではなかったが好調で、「ATP サンノゼ」、「ATP ドバイ」、「ATP 北京」で優勝し、「ATP ロサンゼルス」で準優勝を遂げた。

2. ダビド・フェレール(スペイン) 2007年「ATPファイナルズ」

当時「テニス・マスターズ・カップ」と呼ばれていた「ATPファイナルズ」の初戦で、フェレールはジョコビッチと対戦し、ストレート勝ち。次に対戦したナダルには1セット奪われたものの、3セットで勝利を掴んだ。勢いに乗ったフェレールは、次の2試合どちらもストレートで勝利し、決勝へと駒を進めた。しかし、決勝ではフェデラーに3セットで敗れた。

この年フェレールは「ATP オークランド」、「ATP バスタッド」、「ジャパンオープン」で優勝しており、決勝で敗れたのは「ATPファイナルズ」だけだった。

1. ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン) 2007年「ATP1000 マドリード」

ナルバンディアンは、2007年の「ATP1000 マドリード」で最高の1週間を過ごした。最初の3試合ではやや苦戦したが、その後はトップギアで勝ち進んでいった。

準々決勝では、ナダルに3ゲームしか与えない圧倒的展開で勝利。その後ジョコビッチにも勝利し決勝に進出した。ナルバンディアンがジョコビッチに勝利したのはこの1回のみだ。決勝では、第1シードで参戦していたフェデラーと対戦し、1セットを先取されるも逆転勝利を収め、初のマスターズ1000大会優勝を決めた。

ナルバンディアンは、ナダルとジョコビッチを続けて破った最初の選手となり、ビッグ3全員を同じ大会で退けるという偉業を成し遂げた。

2週間後に行われた「ATP1000 パリ」ではフェデラーとナダルを破り(ただし、連続した試合ではなかった)、ナルバンディアンは2度目のマスターズ1000大会優勝を達成している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全仏オープン」でのジョコビッチとナダル(左より)

(Photo by Julian Finney/Getty Images)
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