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10代でナダルを破った7人の選手とは?

2021年「ATP500 バルセロナ」でのナダル

ラファエル・ナダル(スペイン)は、「ATP1000 マドリード」の準々決勝で同胞のカルロス・アルカラス(スペイン)に敗戦。3セットでのこの勝利により、アルカラスは20歳の誕生日を迎える前にナダルを破った数少ない選手の一人に名を連ねた。

アルカラスは準々決勝での勝利に続いて、準決勝でも3セットの接戦の末に世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒し、決勝ではアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に圧勝して同大会のタイトルを手にした。

これに関連して、現在35歳のナダルをこれまでに10代で破った7人の選手たちを、スポーツウェブメディアSportskeedaが紹介している。

1.マリオ・アンチッチ(クロアチア) 2004年ミラノ
ナダルは、2004年2月に室内カーペットのコートで行われたミラノ大会の2回戦で、マリオ・アンチッチと対戦。当時17歳であったナダルは、翌月に20歳の誕生日を控えていたアンチッチに、この試合の前まで2勝0敗の対戦成績を記録していた。

1回戦でイボ・カルロビッチ(クロアチア)に勝利した第6シードのナダルは、ノーシードのアンチッチに5-7、2-6で屈した。アンチッチはその後、決勝まで勝ち進んでアントニー・デュプイ(フランス)に敗れることとなる。ナダルはアンチッチに対して通算4勝1敗の対戦成績を残している。アンチッチは、2011年に引退するまでに最高で世界ランキング7位に到達した。

2.トマーシュ・ベルディヒ(チェコ) 2005年シンシナティ
2005年8月の「ATP1000 シンシナティ」で、当時19歳のナダルは同じく19歳で翌月に20歳を迎えるトマーシュ・ベルディヒと対戦。ナダルは同年の「ATP250 バスタッド」決勝で1度だけベルディヒと対戦しており、この時はナダルが勝利していた。

シンシナティ大会にノーシードで出場したベルディヒは、1回戦で第2シードのナダルを6-7(4)、6-2、7-6(3)で破る番狂わせを演じた。元世界4位のベルディヒが2019年に引退した時点で、ベルディヒに対するナダルの対戦成績は20勝4敗であった。

3.ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 2007年マイアミ
2007年3月の「ATP1000 マイアミ」準々決勝で、当時20歳のナダルは19歳のノバク・ジョコビッチと対戦。二人はそれまでに2度対戦し、いずれもナダルが勝利していたが、そのうち1勝は同じ月に終わったばかりの「ATP1000 インディアンウェルズ」の決勝でのものであった。

第10シードのジョコビッチは第2シードのナダルを6-3、6-4で破り、そのまま勝ち進んで自身初のマスターズ1000大会のタイトルを獲得。ジョコビッチは現在ナダルに対して30勝28敗の対戦成績を記録している。なお、この二人の伝説的選手の対戦回数58回は、オープン化以降の男子の最多記録である。

4.ニック・キリオス(オーストラリア) 2014年ウィンブルドン
ナダルとニック・キリオスは、2014年7月の「ウィンブルドン」4回戦で初めて対戦。当時28歳のナダルは世界ランキング1位であったものの第2シードで、19歳のキリオスはワイルドカード(主催者推薦枠)で「ウィンブルドン」初出場を飾っていた。

世界ランキング144位であったキリオスは、同大会を2度制しているナダルから記憶に残るパフォーマンスで7-6(5)、5-7、7-6(5)、6-3での金星を挙げ、その後準々決勝でミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に敗れた。現在27歳のキリオスに対し、ナダルの対戦成績は6勝3敗となっている。

5.ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 2014年バーゼル/2016年シンシナティ
ボルナ・チョリッチは10代のうちにナダルから2勝を挙げた唯一の選手であり、最初の勝利は2014年10月に行われたインドアの大会「ATP500 バーゼル」でのものであった。ワイルドカードで出場した当時17歳のチョリッチは、準々決勝で第2シードのナダルを6-2、7-6(4)で下した。

チョリッチはその後、19歳で出場した2016年8月の「ATP1000 シンシナティ」3回戦でも、第3シードのナダルを撃破した。この二人の現在の対戦成績は2勝2敗。グランドスラムで21度の優勝を誇るナダルは、2015年の「全米オープン」と2017年の「ATP1000 モントリオール」でチョリッチにリベンジを果たしている。

6.デニス・シャポバロフ(カナダ) 2017年モントリオール
2017年8月の「ATP1000 モントリオール」で、当時18歳のデニス・シャポバロフはナダルと初めて対戦。主催者推薦で出場したシャポバロフは3回戦で見事なプレーを見せ、第1シードのナダルを3-6、6-4、7-6(4)で倒した。シャポバロフはこの大会で準決勝まで勝ち上がり、そこで後に優勝したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れた。

ナダルはそれ以降、今年の「全豪オープン」準々決勝でのフルセットの熱闘を含む4度の対戦でシャポバロフに勝っていたが、先日の「ATP1000 ローマ」で約5年ぶりの敗戦を喫した。

7.カルロス・アルカラス(スペイン) 2022年マドリー
2022年の「ATP1000 マドリード」で、アルカラスは20歳になる前にナダルに勝利した選手に新たに加わった。さらに、この準々決勝での6-2、1-6、6-3での勝利により、アルカラスは10代のうちにクレーコートでナダルを破った史上初の選手となった。

そして、準決勝では壮大な3セットの戦いの末にジョコビッチに勝利したことで、アルカラスはこの伝説的な二選手を同一のクレーの大会で破った初めての選手となった。世界ランキング6位のアルカラスは現在、ナダルに対して1勝2敗、ジョコビッチに対して1勝0敗の対戦成績を記録している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「ATP500 バルセロナ」でのナダル
(Photo by Alex Caparros/Getty Images)

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