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ジョコビッチがナダルについて語った7つのコメント

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)は、テニス史上最高とも言えるライバル関係を築いてきた。ここ10年間の男子シングルスにおいて、2人は常にトップを競い合ってきた。過去15回のグランドスラム大会のうち、実に13大会でジョコビッチかナダルのいずれかが優勝を飾っている。これまで何度も接戦を演じてきた2人は、互いへの尊敬の思いを何度も口にしてきた。今回は、ジョコビッチがナダルについて語ったコメントを7つ紹介する。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

7. 「彼は無敵ではない。彼は試合をコントロール出来ていなかった」(2006年)

ジョコビッチとナダルが初めて対戦したのは、2006年「全仏オープン」準々決勝でのことだった。6-4、6-4でナダルがリードする中、ジョコビッチが腰を痛めて途中棄権。しかし、試合後の記者会見でジョコビッチは、2セット落としたものの自分が試合をコントロールしていたと語った。

「結構いい感じでプレーできていた。僕がコントロールしていたと思う。腰が痛かったけれど、対等にプレーしていたと感じた。[ナダルに勝利するために]何か特別なことをする必要はないとわかったよ。今日、勝てた可能性もあると思う。彼は無敵じゃない。彼は苦境に立たされていた。試合をコントロール出来ていなかった」

6. 「素晴らしいチャンピオン、素晴らしい人間、アスリートの鑑」(2010年)

2008年の「全豪オープン」に優勝したジョコビッチが、2度目のグランドスラム決勝進出を果たしたのは2010年の「全米オープン」だった。だが、そこでジョコビッチはナダルに4セットで敗れた。記者会見でジョコビッチは、その日キャリアグランドスラムを達成したナダルを讃えた。

「彼のように非常に若い頃から多くの成功を収めた人が、毎大会、毎試合、対戦相手が誰だろうが、ベストを尽くすよう自分を鼓舞できるということは、本当に素晴らしいことだ。彼には脱帽せざるを得ない。コート内で、そしてコート外で彼がやること全てにね。素晴らしいチャンピオン、素晴らしい人間、そしてアスリートの鑑だ」

5. 「最も偉大な選手で、良き友人」(2011年)

2011年「ATP1000 インディアンウェルズ」の決勝で、ジョコビッチはナダルを3セットで下した。この試合を皮切りに、この年ジョコビッチはナダルに対して6連勝を挙げている。トロフィー授与式では、言葉を惜しまずライバルを称賛した。

「素晴らしい大会を終えたラファにおめでとうと言いたい。今日は彼が負けたけれど、今年はすごく良いスタートを切った。君とプレーするのはいつも楽しい。僕にとって、君は最も偉大な選手で、良き友人だ。幸運を祈っている」

4. 「テニス史上最高のファイター」(2018年)

ジョコビッチとナダルは2018年の「ウィンブルドン」準決勝で対戦し、ジョコビッチがフルセットの末に勝利。ジョコビッチはそのまま大会に優勝し、2年ぶりのグランドスラム制覇を果たした。世界王者のナダルとの過酷な試合を制したジョコビッチは、ナダルのような闘志のある選手と対戦することの困難さを語った。

「彼はたぶん、テニス史上最高のファイターだ。彼はすべてのポイントをまるで最後のポイントのように戦う。それがラファの素晴らしいところだ。そのことが、どんなサーフェスでも彼に勝つことをとても難しくさせるんだ。自分のポイントをしっかり取らないといけないと分かりつつ、彼との試合に向かうことは、それだけでエネルギーを使う」

「だから、しっかりと準備をしないといけない。練習コートで、何時間も準備して、できるだけプロフェッショナルでいるようにする理由はそれさ。彼のような選手と戦わなきゃいけないんだから。彼も同じことをしているんだ」

3. 「彼のプレーに驚いた。彼のテニスの質の高さ、そのレベル…彼は驚異的だ」(2020年)

2020年「全仏オープン」の決勝の舞台で、ナダルは6-0、6-2、7-5というスコアでジョコビッチを退けた。この勝利でナダルは13個目の全仏トロフィーを獲得し、さらに当時ロジャー・フェデラー(スイス)が単独で持っていた男子シングルスのグランドスラム最多優勝記録に並んだ。世界王者のジョコビッチは試合後の記者会見で、ナダルのパフォーマンスの質の高さに驚かされたと語った。

「彼はまったくミスをしないし、すべてのボールを返してきた。戦術的に素晴らしいプレーをしていた。大会を通じて、それを感じていた。僕もかなりいい状態にあると思っていた。特に最初の2セットは、僕ももっと上手くプレーできたかなとは思う。でも、彼のプレーには本当に驚いた。彼の生み出すテニスの質の高さ、そのレベルにね。つまり、彼は驚異的だ。彼は完璧な試合をした。特に最初の2セットはね」

2. 「僕のキャリア最大のライバル」(2021年)

昨年の「全仏オープン」で、ジョコビッチは準決勝でナダルと対戦し、4セットの接戦の末に勝利を掴んだ。ジョコビッチはそのまま自身2度目の全仏王者となり、グランドスラム19回目の優勝を飾った。試合前に行われた記者会見で、ジョコビッチはナダルのことを最大のライバルと認めた。

「そうだね、僕のキャリアの中で最大のライバルといったら、ラファを選ぶかな。彼との試合への期待は、どんな試合でも、どんなサーフェスでも、どんな状況でも、他の試合とは全く異なる」

1. 「最大の挑戦、このクレーコートでナダルとプレーすることは」(2021年)

同じインタビューの中で、ジョコビッチは「全仏オープン」のセンターコートでナダルと対戦する難しさについて語っている。

「他の試合とは全く別物さ。これは自分が立ち向かうことのできる最大の挑戦なんだ、彼が多くの成功を収めたこのクレーコートでナダルとプレーすることは。グランドスラムの決勝、これほど大きな舞台はない。もちろん僕たちが顔を合わせる時は、いつも以上に緊張感と期待がある。彼と一緒にコートに出るとまるで雰囲気が違う。でも、僕たちのライバル関係がテニス史上に残ると思うのはそれが理由さ。彼とこれほど多く対戦できて僕は恵まれているよ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2020年「全仏オープン」決勝でのジョコビッチ(左)とナダル(右)
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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