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アルカラス、シフィオンテク、バドーサ…ナダル大好きな5人の若手選手たち!

2021年「全仏オープン」でのナダル(左)とシフィオンテク(右)

ラファエル・ナダル(スイス)は間違いなく、歴代選手の中でも特に優れた選手として歴史に名を残すことになるだろう。これまでグランドスラムで21回優勝を飾り、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とロジャー・フェデラー(スイス)を抑え最多優勝記録を保持している。2001年にプロに転向して以降、魅力的なプレーでファンを魅了してきたナダル。今や、ナダルに憧れて子供時代を過ごした選手が実力のある若手としてプロテニス界で躍進する姿が見られるようになった。スポーツウェブメディア Sportskeedaが伝えている。

現在世界ランキング4位のナダルは、地元スペイン・マヨルカ島のマナコルにラファナダル・アカデミーを創設し、若手の育成にも力を入れている。アカデミーからは、現在ATP(男子プロテニス協会)やWTA(女子テニス協会)ツアーで活躍するスター選手が生まれている。

今回は、アカデミー卒業生を含め、元世界王者のナダルへの強い憧れを公言している若手選手を5人紹介する。

1.ジャウメ・ムナール(スペイン)

24歳のムナールはラファナダル・アカデミーの卒業生で、他の多くのスペイン人選手と同様、ナダルの大ファンだ。興味深いことに、ナダルは怪我による長期療養からの復帰戦となった今年の「ATP250 メルボルン」で、ダブルスのパートナーとしてムナールを選んだ。

先日、スペインのスポーツ紙Marcaとのインタビューでナダルについて語ったムナールは、アカデミーに入学して日が浅い時期に、ナダルが支援の手を差し伸べてくれたことを明かし、自身のキャリアに最も直接的な影響を及ぼしたのがナダルだと熱く語った。

「彼はすごく助けてくれた。僕はずっと忘れない。アカデミーに着いた時、彼がトレーニングする様子や、彼の貪欲さ、激しさを見た。彼は、僕やすべての子供たちに刺激を与えてくれる。もし僕のキャリアに直接的な影響を与えた人物がいるとしたら、彼だよ」

2.パウラ・バドーサ(スペイン)
最近キャリアハイの世界ランキング2位となった24歳のバドーサも、ナダルへの憧れを公言して憚らない選手の一人だ。女子テニス界でスペインのNo.1選手であるバドーサは、ナダルが彼女のキャリアに素晴らしい影響を与えてきたとこれまで何度も語っている。

先月行われたスポーツメディアEurosportのインタビューで、ナダルを基準点として見ていると明かしたバドーサ。特に、彼の精神力や闘志に敬服しているという。

「私にとって、ラファエル・ナダルは基準点なの。彼は努力家で、戦士で、素晴らしい精神力を持っている。年を追うごとに彼への憧れが強くなるの。メンタルの部分では、彼はこの星の人間じゃないみたい。それがますます刺激になるわ。難しい局面に直面した時、私が参考にするのはいつも彼。見習いたいと思う人よ」

3.キャスパー・ルード(ノルウェー)
ラファナダル・アカデミーの卒業生の中で、現在最も活躍しているのは23歳のルードだろう。現在世界7位のルードは、2018年からアカデミーでトレーニングを始めた。ルードは、テレビで始めて見たテニス選手がナダルだったこと、そしてプロテニスへの道を選ぶ要因となったことを以前告白している。

先月、ポッドキャスト番組Beyond The Baselineに出演したルードは、テニスを始めた頃からナダルのファンだったことを明かした。ナダルとアカデミーで共に練習したことで大きく触発されたという。

「ラファエル・ナダルは、テニス史上最高の選手の一人だ。テニスを見始めた頃から、僕は彼のファンなんだ。彼は僕のアイドルだし、全選手の中で一番尊敬している。彼と練習できて、すごく刺激をもらった。ほぼすべての大会で優勝しているような時も彼はとても謙虚で、今も15年前と変わらず努力を続けているんだ」

4.カルロス・アルカラス(スペイン)
自身のプレースタイルはナダルよりフェデラーに似ているとアルカラスは思っているかもしれない。しかし、最近の活躍を受けて、アルカラスは祖国のレジェンド、ナダルと比較されることが多くなっている。

先月行われた大会中の記者会見で、アルカラスは常にナダルに憧れていたことを明かした。特に、試合を逆転するナダルの能力に感銘を受けたそうだ。先日の「ATP1000 インディアンウェルズ」準決勝でナダルと対戦したアルカラスは、これを直接体験した。

「ラファと対戦するのは素晴らしいよ。子供の頃から彼に憧れていたから、彼とプレーするのはいつも難しい。マスターズ1000大会の準決勝で彼と戦えるのは、僕にとって素晴らしい経験だと思う。ラファがどういう試合をするかみんな知っているし、試合中の彼は1000回でも生き返れるみたいだ。先行されても、試合をひっくり返すことができるんだ」

5.イガ・シフィオンテク(ポーランド)
ナダルへの強い憧れを最も頻繁に公言しているのは新世界女王のシフィオンテクだろう。シフィオンテクは2020年の「全仏オープン」で初めてのグランドスラムタイトルを手にしたが、同じ大会でナダルは20回目のグランドスラム優勝を飾った。

先日行われたEurosport Franceのインタビューに答えたシフィオンテクは、2020年大会では優勝者の写真撮影で着用したドレスを着たまま、ナダルの決勝の試合を観に行ったと語った。ナダルのプレーをライブで見られる貴重な機会を逸したくなかったそうだ。さらに昨年の「全仏オープン」でナダルがジョコビッチに敗れた時は、涙がこみ上げてきたことまで明かした。

「ラファエル・ナダルは、常に私の憧れの存在だった。去年の“全仏オープン”では悲しい思いをしたわ。ラファがノバクに負けた時は泣いてしまった。でも2年前は決勝を見ていた。(女子シングルスの優勝を飾った後)トロフィーを持って写真撮影をしたの。すごく素敵なロングドレスを着ていたんだけど、そのままの格好で決勝を見に行ったのよ」

その他にも愛猫にナダルにちなんで「ラファ」と名前をつけているセバスチャン・コルダ(アメリカ)や、ナダルは「最も偉大で一番好きな選手」だと言い、ハロウィーンにはナダルの仮装をしたこともあるというライリー・オペルカ(アメリカ)など、テニス界のナダルファンクラブは年々人数を増しているようだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全仏オープン」でのナダル(左)とシフィオンテク(右)
(Photo by John Berry/Getty Images)

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