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プロのヒッティングパートナーが語るビッグ3の偉大さ

写真は左からジョコビッチ、フェデラー、ナダル

元ヒッティングパートナーで、現在はコーチとして活躍するマイク・ディグビー氏が、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の偉大さについて語った。ディグビー氏曰く、ビッグ3と呼ばれる彼らの最も素晴らしい能力は、プレッシャー下でしっかり結果を出せる胆力だという。スポーツウェブメディア Sportskeedaが伝えている。

プロのヒッティングパートナーとして活動していた時期に、ディグビー氏はビッグ3をはじめ、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)といったトップ選手の練習相手を務めていた。イギリス出身で、アメリカの大学に進学しテニス部で活躍したディグビー氏は、現在スペインのソト・テニスアカデミーでコーチとして働いている。

先日、ポッドキャスト番組 The Tennis Filesに出演したディグビー氏は、トップ選手やそのコーチと時を過ごす中で得た重要な洞察について語った。

「世界ランキングトップ100の選手、トップ200の選手になると、テニスが上手な人ばかりだ。みんなフォアハンドを打てるし、バックハンドを打てる。高い身体能力を持っていて、サーブも上手、リターンも良い。でも大きな成功を収める選手は、ベストを尽くして戦える人間だ。そして、それを日々強化していくこと、競争的な環境に身を置くこと、競技者である意味を理解すること。トップ100の選手だったとしても、それこそが試合に勝つ秘訣なんだ」

ディグビー氏は、重要な局面で結果を出す能力こそ、ビッグ3と他の選手の違いだと語った。

「ナダルやフェデラーのフォアハンド、そしてジョコビッチのリターンにとても感心したよ。でもそれ以上に、彼らがそれらすべてを、プレッシャーが掛かる場面で競技者として実行する能力に感銘を受けた。それが、彼らが素晴らしいチャンピオンである理由なんだ」

今年1月、ナダルは「全豪オープン」決勝でメドベージェフを下し、男子シングルス最多記録となる21回目のグランドスラム優勝を飾った。ナダルの最大のライバルであるフェデラーとジョコビッチは、それぞれ20回優勝している。

ディグビー氏曰く、ジョコビッチやナダル、フェデラーのような成功を収めるために重要なのは、効率的に基礎的な技を繰り出すことだという。

「ジョコビッチ、ナダル、そしてフェデラーのような選手は、コート上でもコート外でも、基本がしっかりできている。そうすると、大事なところで他の選手よりもう少し創造的なことができる。何も複雑にしすぎる必要はない。基本的なことをしっかり、本当に上手にやることが大切なんだ」

2月の「ATP500 ドバイ」準々決勝で世界123位のイリ・ベセリ(チェコ)に敗れて以来、初めて臨んだ「ATP1000 モンテカルロ」では、初戦で世界46位のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に敗退してしまったジョコビッチ。だが先日の「ATP250 ベオグラード」では準優勝を果たし、本人の言葉通り「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)に向けて徐々に調子を上げている手応えが感じられた。

ナダルは3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」で肋骨を疲労骨折したため、「ATP1000 モンテカルロ」出場は辞退。先週のバルセロナ大会も欠場となってしまったが、既にコートでの練習を再開しており、「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月1日~5月8日/クレーコート)への出場が期待されている。

一方のフェデラーは、昨年7月の「ウィンブルドン」準々決勝でフベルト・フルカチュ(ポーランド)に敗れ、同8月に3度目の膝の手術を受けて以降、試合には出場していない。だがフェデラーも3月以降何度かトレーニングする様子をSNSでシェアしており、今夏の復帰が切望されている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は左からジョコビッチ、フェデラー、ナダル
(Getty Images)

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