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マスターズ1000大会最年少チャンピオントップ5!

写真はジョコビッチ(右上)、ナダル(右中)アルカラス(右下)チャン(左下)メドベージェフ(左上)

ATP(男子プロテニス協会)マスターズ1000シリーズは1990年に導入され、現在9大会が行われている。優勝者には1000ポイント付与され、トップ選手たちが揃って参戦する、非常に注目を集める大会だ。当初はATPチャンピオンシップシリーズと呼ばれていたが、2019年シーズンよりATPマスターズ1000シリーズと呼ばれるようになった。これまでに開催されたマスターズ1000大会で67人の選手が優勝しているが、今回はその中で最年少チャンピオントップ5を紹介する。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

マスターズ1000大会で最も多く優勝しているのは、ビッグ3の3人だ。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が37回で最多記録を持ち、ラファエル・ナダル(スペイン)が36回、そしてロジャー・フェデラー(スイス)が28回と続いている。

3人の中では、ナダルとジョコビッチが10代の時にマスターズ1000のタイトルを獲得している。だが、彼ら以外にも10代のマスターズ1000大会覇者は存在する。それでは、マスターズ1000大会最年少優勝選手トップ5を5位から見てみよう。

5位 ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 19歳314日 2007年マイアミ

現世界王者のジョコビッチは、2007年に「ATP1000 マイアミ」決勝でギジェルモ・カニャス(アルゼンチン)を下し、マスターズ1000大会史上6人目の10代チャンピオンとなった。その2週間前、ジョコビッチは自身初のマスターズ1000大会決勝進出となった「ATP1000 インディアンウェルズ」でナダルに敗れていたが、マイアミでのジョコビッチを止められる者はいなかった。

ジョコビッチは、ダニエレ・ブラッチャリ(イタリア)、ミカエル・ロドラ(フランス)、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)相手に連続でストレート勝ちし、ベスト8で対戦したナダルにも1セットも譲らなかった。アンディ・マレー(イギリス)と対戦した準々決勝では、1ゲームしか落とさないという完璧な試合を見せた。決勝の対戦相手のカニャスは予選を勝ち上がり、4回戦で同大会2年連続優勝していたフェデラーをフルセットで破る番狂わせを演じていたが、そのカニャスもジョコビッチはストレートでねじ伏せた。

ジョコビッチはこの時からさらに36回、マスターズ1000大会で優勝を重ねている。直近の優勝は昨年の「ATP1000 パリ」だった。

4位 アンドレイ・メドベージェフ(ウクライナ) 19歳236日 1994年モンテカルロ

メドベージェフは1994年の「ATP1000 モンテカルロ」決勝でセルジ・ブルゲラ(スペイン)をストレートで破り、10代でマスターズ1000大会覇者となった。

メドベージェフの1994年シーズン初タイトルであり、キャリアを通じては7つ目のタイトルだった。決勝までに、グランドスラムでの優勝経験を持つジム・クーリエ(アメリカ)とエフゲニー・カフェルニコフ(ロシア)を退け、決勝ではブルゲラ相手に7-5、6-1、6-3というスコアで優勝を決めた。

その後、メドベージェフはさらに3度、マスターズ1000大会で優勝している。

3位 カルロス・アルカラス(スペイン) 18歳333日 2022年マイアミ

2022年、「ATP500 リオデジャネイロ」でATP500大会初優勝を決めてからわずか6週間後、アルカラスは「ATP1000 マイアミ」で偉業を達成した。

「ATP1000 インディアンウェルズ」の準決勝で憧れのナダルに敗退したアルカラスだったが、その2週間後に開催されたマイアミ大会では素晴らしい成長ぶりを見せた。前回優勝者のフベルト・フルカチュ(ポーランド)に土をつけ、自身初のマスターズ1000大会決勝に進出。昨年の「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」覇者であるアルカラスは、決勝で23歳のキャスパー・ルード(ノルウェー)を下して「ATP1000 マイアミ」史上最年少優勝を決めた。

マイアミでの優勝により、アルカラスは自己最高の世界ランキング11位に上昇。トップ10入りを目前にし、グランドスラム初制覇への期待も高まっている。

2位 ラファエル・ナダル(スペイン) 18歳318日 2005年モンテカルロ

ナダルはマスターズ1000大会を大得意としている。2022年に入って、前人未到のマスターズ1000大会400勝を達成した。

ナダルのマスターズ1000シリーズの伝説は、ギジェルモ・コリア(アルゼンチン)を4セットで下して優勝を手にした2005年モンテカルロ大会から始まった。同年の「ATP1000 マイアミ」で自身初のマスターズ1000大会決勝に進出したナダルは、第3セットで勝利まであと2ポイントに迫りながらフェデラーに敗退。しかし、その数週間後に開催された「ATP1000 モンテカルロ」では絶好調のナダルを誰も止められなかった。

準決勝までにナダルが落としたのは14ゲームのみ。準決勝ではリシャール・ガスケ(フランス)に3セットで勝利し、自身2度目のマスターズ1000大会決勝進出を果たす。決勝では、ナダルがセットカウント2-0でリードするも、第3セットは0-6でコリアにベーグルを食らう。だがその後立て直したナダルが第4セットを勝ち取り、優勝を飾った。

その後、ナダルはマスターズ1000大会でさらに35回優勝を飾る。特にモンテカルロは相性が良く、これまで計11回トロフィーを獲得している。

1位 マイケル・チャン(アメリカ) 18歳157日 1990年トロント

18歳のうちにマスターズ1000大会で優勝を飾った3人の選手の中で、錦織圭(日本/フリー)のコーチであるチャンが、最年少記録を持っている。1989年の「全仏オープン」で、男子シングルス史上最年少でグランドスラム優勝を飾ったチャンは、翌年「ATP1000 トロント」を制し、再び歴史を創った。

 準決勝でピート・サンプラス(アメリカ)を下したチャンは、決勝でジェイ・バーガー(アメリカ)と対戦。第3セットのタイブレークで決着がつき、チャンがマスターズ1000大会最年少優勝者となった。

それから30年以上が経つが、チャンの最年少記録は未だ破られていない。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はジョコビッチ(右上)、ナダル(右中)アルカラス(右下)チャン(左下)メドベージェフ(左上)
(Getty Images)

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