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フェデラーが21年ぶりにスイスの国内ランキング1位陥落

写真は2021年「ATP500ハレ」でのフェデラー

先日公表された最新のスイス国内のテニスランキングで、2001年4月以降で初めてロジャー・フェデラー(スイス)が1位でなくなった。このランキングはスイスのテニス監督機関であるスイス・テニスが半年おきに公表しているものだ。新たなランキングでは、ヘンリー・ラクソネン(スイス)が男子の1位に立っており、女子の部ではベリンダ・ベンチッチ(スイス)がトップである。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。

このスイスのランキングはATP(男子プロテニス協会)のランキングとは別物だ。ATPランキングにおいては、フェデラーは今もスイス人選手の中で最上位である。フェデラーが世界42位であるのに対し、ラクソネンは世界92位だ。

年に2回公表されるスイスのランキングは、公式大会とインタークラブ、そしてジュニアのインタークラブ大会に対して有効だ。ランキングの過程は次のように説明されている。

「等級付けには、過去12ヶ月間の全ての勝敗が考慮される。勝ち負けが接戦だったか、あるはいセットやポイントをどれだけ獲得したかということは影響しない。ランキングは1年に2度、春と秋に計算される」

「春のランキングでは、4月1日から3月31日までの全ての成績が計算に用いられ、秋のランキングでは10月1日から9月30日までの成績が用いられる。この春と秋の2度のランキング計算の間の期間は、等級付け期間と呼ばれる。つまり12ヶ月間、すなわち直近の2回の等級付け期間の成績が、ランキングに用いられる」

フェデラーが最後に試合に出場したのは昨年の「ウィンブルドン」だが、最後の試合ではフベルト・フルカチュ(ポーランド)にストレートで敗れている。これ以降、フェデラーは膝の手術からの回復過程にあり、公式戦に出場していない。

スイスのテニス史上最も偉大な二人、すなわちフェデラーとスタン・ワウリンカ(スイス)の名前は、スイスの最新のランキングにそもそも掲載されていない。

スイス・テニスの公式ウェブサイトによると、フェデラーとワウリンカの国内ランキングは、二人が怪我による離脱中であることを理由に3月末時点で凍結されたという。フェデラーのランキングが凍結されたことで、今年2月にキャリア最高位となる世界84位を記録したラクソネンが、新たにスイスで最上位の選手となった。

フィンランド生まれのラクソネンは、これまでに「全米オープン」と「全仏オープン」で3回戦に進出したことがあり、それがグランドスラムでの過去最高成績となっている。

一方のワウリンカは長きにわたった怪我による離脱期間を終えて、「ATP1000 モンテカルロ」でツアーに復帰。ワウリンカは1回戦で世界36位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦し、第1セットを取ったものの、フルセットの末に逆転で敗れている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「ATP500ハレ」でのフェデラー
(Photo by Friso Gentsch/picture alliance via Getty Images)

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