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チチパス「ラケット破壊が最も美しいのはフェデラー」!?

2021年「レーバー・カップ」でのチチパス(左)とフェデラー(右)

ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、ロジャー・フェデラー(スイス)にどちらかと言えば恥ずべき称号を授けた。チチパスは、テニスラケットを壊すことにかけてはフェデラーに適う者はいないと冗談を飛ばしたのだ。チチパスの意見では、フェデラーはまごう事なき「史上最高のラケット破壊者」だという。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。

現在世界ランキング5位のチチパスは、「ATP250 マルセイユ」の期間中に行われた愉快なインタビューの中で、グランドスラムで20度の優勝を誇るフェデラーがラケットを壊す際の要領の良さについて熱弁をふるった。チチパスは、フェデラーがラケットを壊す機会は多くないとしながらも、彼がラケットを壊そうと決めた数少ない場面においては、その様はこの上なく美しいと語った。

「ラケットを壊す様が一番美しい人は、選手生活において多くそういう場面を見せてはいないけれども、壊す時の技巧という意味では、ロジャー・フェデラーだ。ロジャーのようにラケットを壊すことができる選手は他にいない」とチチパスは話した。

チチパスはとりわけ、2009年「ATP1000 マイアミ」準決勝でのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との試合でフェデラーが見せたラケット破壊に感心したという。第1セットを6-3で先取した後、フェデラーは続く第2セットを2-6で落とし、冷静さを失っていた(6-3、2-6、3-6でフェデラーが敗れた)。チチパスは、フェデラーがラケットを壊した後にそれをベンチに投げた様を振り返り、巧みなラケット破壊の「最後の仕上げ」だとその瞬間を表現した。

「2009年のマイアミでのジョコビッチとの準決勝だと思う。あれはすがすがしい一撃だった。巧みなラケット破壊だ。そして最後に手首を使ってベンチに投げた。あれこそが、ケーキのてっぺんにサクランボを載せるみたいにラケット破壊の最後の仕上げをする方法だよ」

チチパスはこのインタビューで、他にもいくつか興味深い質問をされている。例えば、股抜きショットが一番うまいのは誰かという質問だ。チチパスはニック・キリオス(オーストラリア)を選んだ。チチパスは、自分もトレーニング中に股抜きショットの練習をしばらく続けていると付け足し、すぐに試合でできるようになりたいと話した。

「史上最高の股抜きショットを打つのはニック・キリオスだ。僕は練習で数回成功したことがあるよ。股抜きショットがウィナーになったんだ。でも残念ながら、試合ではまだ披露できていない。でもいつかきっと、間違いなくできるだろう」

ツアー最速の選手には、別のオーストラリア人選手、アレックス・デミノー(オーストラリア)を選んだ。「アレックス・デミノーが史上最速の選手だね。地球の表面の90%は水で覆われていて、残りの10%はアレックス・デミノーにカバーされている」とチチパス。

詳しくは語らなかったものの、チチパスは「史上最高に主審と口論する選手」に、新世界王者のダニール・メドベージェフ(ロシア)を選んだ。かなりよく知られているとおり、先月の「全豪オープン」準決勝でチチパスとメドベージェフが対戦した時に、メドベージェフは主審と(チチパスのコーチングに関して)激しく言い争った。

最後に、最高のドロップショットを打つのは誰かと問われると、チチパスは世界ランキング53位のブノワ・ペール(フランス)を指名。その他に、チチパスは世界103位のウーゴ・デリエン(ボリビア)にも感心しているようだ。

「史上最高のドロップショットを打つのはブノワ・ペール。でも、僕が対戦した選手の中でネット際のプレーにすごく感心したのは、ウーゴ・デリエンだ。彼はとてもいいラケットさばきをする」とチチパスはコメントした。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※2021年「レーバー・カップ」でのチチパス(左)とフェデラー(右)
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images for Laver Cup)

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