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3年ぶりに戻って来た「サンシャイン・ダブル」! 3月開催の主な大会まとめ

2018年「BNPパリバ・オープン」(インディアンウェルズ)で優勝した大坂なおみ

テニスの「サンシャイン・ダブル」が戻って来た!3月の初めにカリフォルニアで開催されるインディアンウェルズ大会と、下旬にフロリダで開催されるマイアミ大会を合わせて、どちらも日の光溢れる土地柄であることから「サンシャイン・ダブル」と呼ばれるのだが、パンデミックのために2020年は両大会が中止となり、昨年はインディアンウェルズ大会が10月開催となったため、「ダブル」が連続して開催されるのは3年ぶりのことだ。両大会は男女共催で、規模もATP/WTA1000の、グランドスラムに次ぐ重要な大会である。

<3月の大会カレンダー>
【男子】

3月10日~3月20日 「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ、ハードコート)

3月23日~4月3日 「ATP1000 マイアミ」(アメリカ、ハードコート)

【女子】
2月28日~3月6日 「WTA250 モンテレイ」(メキシコ、ハードコート)

2月28日~3月6日 「WTA250 リヨン」(フランス、室内ハードコート)

3月9日~3月20日 「WTA 1000 インディアンウェルズ」(アメリカ、ハードコート)

3月22日~4月3日 「WTA 1000 マイアミ」(アメリカ、ハードコート)

「ATP/WTA1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月9日~3月20日/ハードコート)

前述の通り、インディアンウェルズ大会は昨年は10月に開催され、男子では第21シードだったキャメロン・ノリー(イギリス)がツアー2勝目でマスターズ1000大会を制して皆を驚愕させた。最多優勝はロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)の5回。そして昨年は奇しくも女子も、第21シードだったパウラ・バドーサ ジベルト(スペイン)が、ツアー2勝目にして初のWTA1000大会優勝を飾った。女子では3回以上優勝している選手はおらず、これまでに9人が2度タイトルを獲得しているが、そのうち現役選手はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、キム・クライシュテルス(ベルギー)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の3人だけだ。

男女シングルスの出場者各96名、ダブルス各32組のこの大会は、グランドスラムと同じく賞金は男女同額。男女それぞれの賞金総額は858万4055ドル(約9億8485万円)で、優勝賞金は123万1245ドル(約1億4122万円)、準優勝64万6110ドル(約7411万円)、準決勝進出34万3985ドル(約3946万円)、ベスト8進出17万9940ドル(約2064万円)、ベスト16進出9万4575ドル(約1085万円)、3回戦進出5万4400ドル(約624万円)、2回戦進出3万130ドル(約346万円)、1回戦敗退1万8200ドル(約209万円)。予選2回戦進出は9205ドル(約106万円)、1回戦敗退は5025ドル(約58万円)となっている。ダブルスの優勝賞金は1ペアにつき42万6010ドル(約4886万円)、初戦敗退の場合は1万7580ドル(約202万円)。

男子の優勝者は1000ポイント、準優勝600、準決勝進出360、準々決勝進出180、ベスト16進出90、3回戦進出45、2回戦進出25(1回戦免除の場合は10)ポイントが与えられる。女子は優勝1000ポイント、準優勝650、準決勝進出390、準々決勝進出215、ベスト16進出120、3回戦進出65、2回戦進出35(1回戦免除の場合は10)ポイントとなっている。

2月24日時点でエントリーしている男子のランキング上位8選手は、ジョコビッチ、ダニール・メドベージェフ(ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、ラファエル・ナダル(スペイン)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、キャスパー・ルード(ノルウェー)。ただし、新型コロナワクチン未接種のジョコビッチは本人も「未接種ではアメリカに入国できない」と認めており、欠場の可能性が濃厚だ。先日アカプルコ大会で主審の椅子に何度もラケットを叩きつけたズベレフも、しばらく出場停止処分を受ける可能性が残っている。日本の西岡良仁(日本/ミキハウス)とダニエル太郎(日本/エイブル)は予選に出場予定だ。

女子の上位8人はアシュリー・バーティ(オーストラリア)、アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、バドーサ ジベルト、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、マリア・サカーリ(ギリシャ)、イガ・シフィオンテク(ポーランド)。日本の土居美咲(日本/ミキハウス)も本戦に出場予定。2018年大会覇者である大坂なおみ(日本/フリー)は80位までランキングを下げてしまい本戦ストレートインも叶わなかったが、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て出場が決まっている。

「ATP/WTA1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月22日~4月3日/ハードコート)

マイアミ大会は出場人数も、賞金やポイントもインディアンウェルズ大会と同じである。昨年は例年通り3月下旬から開催され、男子の優勝者は第26シードだったフベルト・フルカチュ(ポーランド)。こちらはキャリア3度目の優勝でマスターズ1000大会の栄冠を手にした。女子は第1シードだったバーティが、2019年大会に続いて大会2連覇。最多優勝は男子はジョコビッチとアンドレ・アガシ(アメリカ)の6回、女子はセレナの8回。そして忘れてならないのは、昨年女子ダブルスで青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)の青柴ペアが、初のWTA1000大会制覇を遂げている。

ではこのサンシャイン・ダブルを、両方同じ年に制した選手はいるのだろうか。それを成し遂げた選手は過去に10人おり、ジム・クーリエ(アメリカ、1991年)、マイケル・チャン(アメリカ、1992年)、ピート・サンプラス(アメリカ、1994年)、マルセロ・リオス(チリ、1998年)、アンドレ・アガシ(アメリカ、2001年)、クライシュテルス(2005年)、アザレンカ(2016年)の7人は、それぞれ1回ずつ。シュテフィ・グラフ(ドイツ)は1994年と1996年の2回、フェデラーは2005年、2006年、2017年の3回、そしてジョコビッチは2011年、2014年、2015年、2016年の4回もこれを達成している。今年ジョコビッチがワクチン問題で多くの大会に出場できないとすれば、本当に残念なことだ。そしてフェデラーも、今年は膝の怪我のため、少なくとも「ウィンブルドン」の頃までは欠場が見込まれている。今年はまったく新しい選手が、この偉業を達成するのを見ることができるだろうか。

※為替レートは2022年2月24日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2018年「BNPパリバ・オープン」(インディアンウェルズ)で優勝した大坂なおみ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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