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フェデラーになぜGOATと呼ばれるのか尋ねた少年が全米No.1に

写真は2019年エキシビションマッチでのフェデラー

2017年「全米オープン」の記者会見で、ロジャー・フェデラー(スイス)に対しある質問をした少年がいた。その微笑ましいやりとりは当時話題になったが、その少年が先日、全米ジュニアNo.1に輝いた。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

2017年の「全米オープン」で、イズヤン・アーマッドくんがフェデラーに質問する機会を与えられた。アーマッドくんは、フェデラーがなぜGOATと呼ばれているのか、と質問。英語では、史上最高の選手という意味でGreatest Of All Timeの頭文字をとってGOATと選手を形容することがあるが、アーマッドくんはこれをヤギ(goat)のことだと思ったようだ。

「僕が聞きたかったのは、スイスはすごく涼しい場所ですよね?あまり家畜もいないのに、なぜ皆あなたのことをゴート(GOAT)と呼ぶのですか?」

可愛らしい質問に会場は笑いに包まれた。フェデラーは笑いそうになるのをこらえながら、GOATの本当に意味に触れるのを避けつつ、ファンが自分をそう呼ぶと説明した。

「なぜかわからないな。一部のファンが僕のことをそう呼ぶんだ、僕自身はそう名乗ったりしないけどね」とフェデラーは優しく答えた。「スイスにはたくさんの動物がいる。ヤギもスイスにいる家畜だよ」

その記者会見から5年以上経った現在、フェデラーに無邪気な質問をしたアーマッドくんはジュニアテニス界で注目の選手へと成長した。2月9日に、11歳のアーマッドくんはU12のシングルス、ダブルスの両方で全米No.1となった。アーマッドくんはマッケンロー・テニス・アカデミーでトレーニングを行っている。

アーマッドくんはInstagramの投稿で全米No.1となった喜びを次のように表した。「アメリカのシングルスとダブルスでNo.1だ!努力がこの結果に繋がって、感謝と嬉しさでいっぱいだ。一人では出来なかった。コーチのマイケルと、ジョン・マッケンロー・テニス・アカデミーのみんな、そしてこれまでの道のりで助けてくれたみんな、ありがとう」

2017年のフェデラーとアーマッドくんのやりとりには続きがあった。アーマッドくんはフェデラーのことを一貫して結果を残してきた選手と讃え、あと8〜9年競技を続けてほしい、と訴えた。アーマッドくんは当時からいつかプロテニス選手になると確信し、フェデラーと対戦する日を夢見ていたようだ。

「もっと真面目な質問もあります。あなたは、史上最も安定した実力を持った選手です。お願いですから、僕がプロになった時にあなたとプレーできるように、あと8年か9年競技を続けてくれませんか?」とアーマッドくんはフェデラーに頼んだ。

フェデラーはアーマッドくんの“お願い”に直ちに応じた。さらにフェデラーは踏み込んで、たとえ引退していたとしても、アーマッドくんの願いを叶えるために現役復帰する、と答えた。

「もちろん、もし君がツアーに入れたなら、君のために必ず復帰するよ。いいかな?ほとんど約束みたいなものさ。指切りげんまん、だね」とフェデラーはにこやかにアーマッドくんに語りかけた。

現在世界ランキング29位のフェデラーは、膝の怪我の治療のため昨年の「ウィンブルドン」以降ツアーから離脱している。これまでグランドスラム2大会への出場を見送り、復帰の日はまだ明らかになっていない。

だが、先日のインタビューでフェデラーはあと数ヶ月のうちに復帰の目処が立つだろうと語り、できるだけ早く競技に戻りたいという願いを口にしている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2019年エキシビションマッチでのフェデラー
(Photo by Marcelo Endelli/Getty Images)

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