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奈良くるみ 世界でたたかう女子テニスプレイヤーによるトークセッション開催

写真は2022年「全豪オープン」予選での奈良くるみ

2022年2月14日(月)に、世界で戦う女子テニスプレイヤーによるトークセッションとして、奈良くるみ(日本/安藤証券)によるオンラインイベントが開催された。これは、富士薬品が、一人でも多くの選手が世界を目指すプロ選手になれるように実施している「セイムスワールドチャレンジプログラム(以下、ワールドチャレンジプログラム)」の一環として行われたもの。

「ワールドチャレンジプログラム」は、2017年からスタートした女子テニスのジュニア選手に、海外遠征や国内・海外合宿など成長の機会を提供する支援プログラム。12歳から14歳までの約3年間、費用面でテニスのプロになることを諦めてしまう選手を一人でも減らすべく、立ち上げられた。

現在は、2007年生まれが7名、2008年生まれが6名、2009年生まれが7名、2010年生まれが7名の合計27名が所属している。今回のイベントにも、多数の女子選手が参加し、奈良が“本気で世界を目指す女子テニスのジュニア選手”へ向けて語る経験談に耳を傾けた。

奈良は3歳からテニスを始め、ジュニア時代から活躍。現在WTAランキング199位(2022年2月14日現在)、自己最高位は32位を記録した。この日は、大会参加のために滞在していたポルトガルより参加。

海外で強豪選手と対戦する中で、奈良が最も差を感じたのは「気持ち」の面だったという。勝利に対する執着心を全面に出してくる選手たちに、気持ちの面で引かないことが大切だと語った。

またプロとしてやっていくには、自分でツアースケジュールなども決めていくなど、すべてを自分で決めていかなければならない。また、モチベーションのキープも重要だ。今のままではいけないとどこかで感じる中で、奈良が変わるきっかけとなったのは「毎日、何か自分ががんばったことを認めること」だった。

「テニスって、自分が出ようと決めたら毎週大会に参加できるんです。つまり、優勝し続けない限り、どこかで負ける。これを引きずるのか、プラスにして次の週を迎えるのか。どんなに強い選手でも、この切り替えがうまくいかないとなかなか勝てません。勝っても負けても“いい試合”をしようを心がけること、楽しみながら向上力を持つこと。そのためには、自分自身としっかり会話をすることが大事です。これが、世界で戦っていく中で私が大切にしていることです」

そんな奈良に、ジュニアの選手たちからは「海外のトップ選手と戦う時、どういう気持ちでコートに立っていますか?」「打つショットについて考えてから動きますか?それとも、その場で考えていますか?」「テニスを嫌いになったことはありますか?」「試合前のルーティンはありますか?」といった率直な質問が飛び交った。

その一つ一つに丁寧に答えながら、奈良は「プレーしていて感じるのは、テニスはすごくいいスポーツということです。世界各国の選手たちと世界を回りながら戦えるし、個人スポーツなので、自分次第で何かを変えることができます。私が皆さんぐらいの年齢の頃は考えられなかったけれど、自分は何故テニスをするのか、将来どうなっていきたいのか、若いうちから考えることはすごく大事だと思います。大変な時期も来ると思うんですけど、それは自分自身にとって大切な財産であり、きっと笑える日が来るから。そういったことを少しずつでも考えながら、テニスを楽しんでほしいです」とエールを贈っていた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「全豪オープン」予選での奈良くるみ
(Photo by Graham Denholm/Getty Images)

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