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マッチポイントを握りながら敗退のオジェ アリアシム「胸を張って全豪を去る」

2022年全豪オープンで準々決勝を戦うオジェ・アリアシム

「全豪オープン」の準々決勝で惜しくも敗退となったフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)。試合後のインタビューで、接戦となった試合内容から得られたものや、今後の決意を語った。ATP(男子プロテニス協会)の公式ホームページが伝えている。

近年活躍の目立つオジェ アリアシムは、準々決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。2セットを先取し、第4セットにはマッチポイントまで握ったが逆転を許し、フルセットの末に敗れた。だが試合翌日のインタビューで、オジェ アリアシムは21歳とは思えない成熟した精神を見せた。

「時を戻して、別の選択をすれば良かったと考えたり、幾つかの場面でダニールがあそこまでうまくプレーしなければ、と考えることは出来る。でも、十分努力したよ」とオジェ アリアシムは語った。「最終的には僕がつぎ込んだ努力や、自ら掴んだチャンスを悔いることはできない。僕は、ポジティブに捉えたい」

「もちろん、勝てたら良かったよ。毎回勝ちたいと思っている。最後に負けるのは最悪だ。でもそれが人生だ。受け入れなきゃね」

昨年の「全豪オープン」でも2セットを先取しながら敗れたオジェ アリアシムにとって、今回の敗戦はより悔しいものだっただろう。だが、この試合から得られるものも多くあった。第2シードの強敵を崖っぷちまで追い詰めることができたのは、オジェ アリアシムが最大限の力を出し切ったからだ。

「今夜僕が出来たことは、僕の中にその能力があると常に信じてきた。今日はそれを示せたけれど、でも自分の中にそれがあると分かっていることと、実際にその場でやって勝利に近づくことには、はっきりと違いがある。もちろん良いことさ。つまり、僕にとって良いことだ。ここは競争の世界だ。だから他の選手たち、僕が競い合っている相手に、良いメッセージが送れたと思う。僕は最高の選手たちを相手に自分の力を試す用意ができているし、これまで何度もそれを証明してきた」

何が最終的に違いを生んだのか?メドベージェフが記者会見で語ったように、マッチポイントまで握られた状況では、ファーストサーブを一本ミスするだけで結果が変わり、オジェ アリアシムが昨年の「全米オープン」に続きグランドスラム2大会連続で準決勝に進出していたかもしれなかった。

だがメドベージェフは後半の3セットの間、プレッシャーがかかる場面でも冷静さを失わなかった。最終セットでは6回握られたブレークポイントをすべて凌ぎ、自身が掴んだチャンスは1回でものにした。

「僕らは2人とも諦めたくなかった。彼が今の場所にいるのも頷けるよ。闘志があるし、解決策を見つけ出そうとする。必要な時に良いプレーをする。それが大きな違いだと思う。今週良いプレーをした選手が何人もいた。彼らは大事な時に良いプレーをするんだ」とオジェ アリアシムは分析した。「たぶん、彼は僕よりちょっとだけピンチに強いんだ。もう少し踏ん張りが効くんだね。経験が物を言う部分もあると思う」

オジェ アリアシムは、再び同様の状況に自分を置きたいと語り、次は決められるようになると信じている。だが今は、有益な結果でシーズンを開始できたことをしっかりと振り返る時間を作り、今週得られた勢いを今後に活かしていきたいと言う。

「時を戻して結果を変えたいけれど、それは出来ない。だからもう受け入れた。結果は結果だから。とてもポジティブに捉えているよ。今年はこれまで2大会に出場した。今日も、結構良いレベルのプレーを見せられた。勝てなかったことは残念だけれど、いい試合だった。いい部分を見せられた。僕は胸を張ってオーストラリアを去る。そして、世界のトップ選手に対してもいい試合が出来ると分かった状態で、残りのシーズンに臨むんだ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年全豪オープンで準々決勝を戦うオジェ・アリアシム
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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