テニスの元世界王者ラファエル・ナダル(スペイン)が、彼のテニスアカデミーの公式Instagramが投稿した写真にジョークを飛ばした。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。
その写真では、ナダルの二人の従弟、10代のトニ・ナダル(スペイン)とホアン・ナダル(スペイン)兄弟が、ナダルが練習の時に着ていたのとそっくりな濃いピンクの袖なしのウェアを着てダブルスをプレーしている。ナダルはその投稿に「このウェア?僕のクローゼットは今頃カラだな」とコメント。
二人は先日、ITFの大会で初勝利を挙げた。ナダルは15歳だった2002年に、ATPツアーでの初勝利を挙げている。
トニとホアン兄弟の父は、ナダルの叔父で長年のコーチであったトニ・ナダル氏で、二人は彼の指導を受けているそうだ。トニ氏はナダルが幼少の頃からテニスを教え、ナダルをグランドスラム20回優勝のチャンピオンに育て上げた。トニ氏がナダルのコーチを辞した2017年までに、ナダルは「トニ叔父さん」と力を合わせてグランドスラムで16回、マスターズ1000大会で30回の優勝を遂げた。トニ氏は現在ラファナダル・アカデミーのディレクターであり、世界ランキング9位の21歳、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)のチームの一員でもある。
「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)で第6シードのナダルは、従弟たちと似たVネックのウェアで初戦に臨み、世界66位のマルコス・ギロン(アメリカ)に6-1、6-4、6-2で快勝。2回戦では世界126位の予選通過者ヤニック・ハンフマン(ドイツ)と対戦する。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は2019年「全米オープン」でのナダル
(Photo by Al Bello/Getty Images)