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ナブラチロワ「大坂ができる限り試合に出れば、それが雑音を黙らせる最上の方法」

写真は2021年「WTAファイナルズ」でのナブラチロワ

テニスレジェンドの一人マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)は、大坂なおみ(日本/フリー)ができるだけ大会に出るべきだと考えている。あるインタビューで、大坂が試合で力を発揮することこそ、中傷する人たちを黙らせる方法だ、とナブラチロワは語った。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

昨年、「全仏オープン」で行われる記者会見に出席しないと発表した大坂に対し、多くの反対意見や非難の声があがった。大坂は、シーズン初めの「全豪オープン」で自身4度目のグランドスラム優勝を手にし、最高の状態で2021年をスタートしていた。

しかし、大会の途中で棄権することになった「全仏オープン」から、調子は急降下する。大坂は記者会見への欠席を発表した際、2018年から鬱に苦しんでいたことを明かした。

大坂の発表に対し、大会主催者側は選手の義務とされている記者会見への欠席に対する罰金という形で応え、今後のキャリアに影響するかもしれないと脅した。「全仏オープン」を棄権した大坂は、「ウィンブルドン」も欠場。「東京オリンピック」で復帰したが、3回戦で敗退した。

前回優勝者として出場した「全米オープン」では、大坂は優勝候補の一角として大いに期待されていた。しかし、その後準優勝した10代のレイラ・フェルナンデス(カナダ)に3回戦で敗れてしまった。大坂は勝利まであと1ゲームというところまで相手を追い詰めながら、決めきれなかった。

フェルナンデスとの試合でポイントを失った際、大坂はイライラした様子でラケットを振り、ボールをスタンドへ打ち上げた。この行動がスポーツマンシップに欠けるとされ、コードバイオレーションを取られた。

総括すると、「全仏オープン」後の大坂はほとんど大会へ出場せず、出場した大会でも期待されたような結果は残せなかった。

先日、Tennis Channelのインタビューに答えたナブラチロワは、2022年は大坂にもっとテニスをプレーしてもらいたいと語った。それにより、大坂は批判の声を締め出すことができる、とナブラチロワは考えている。

「2022年の大坂なおみについて、私は彼女にプレーしてほしいわ。できるだけ彼女自身がコートに出るようにしてほしい。それがすべてを締め出すのに一番いい方法だから。外の雑音を、自分の中から出すのにね。そしてすべてを乗り越えるだけの、テニスへの愛を見つけてほしいと祈っているわ」

「全米オープン」の3回戦でフェルナンデスに敗れた大坂は、試合後に自身の精神状態が悪化していることを明かした。試合に勝っても、ポジティブな気持ちになれないのだという。

「どうやって言えば良いんだろう?最近の私は、勝っても嬉しくないの。どちらかというと安堵の気持ちを感じる。そして、負けるとすごく悲しくなる」と大坂は説明した。「それは普通じゃない気がする。本当は泣きたくないんだけど、でも私は…」そこで大坂は言葉を詰まらせた。

「言葉にするのはすごく難しいの。要するに、今私は何をしたいかを見つけ出そうとしている感じで、正直、いつ次の試合ができるかわからない。(涙をこらえながら)ごめんなさい。しばらく、テニスから離れようと思うわ」と大坂は語っていた。

そして大坂は、2022年シーズンを「WTA250 メルボルン1」でスタート。順調に勝ち上がっていたが、準決勝前に怪我のため棄権した。ナブラチロワの言うように、今年は多くの大会に出場し、彼女らしいプレーで相手を圧倒する大坂を、世界中のファンが待ち望んでいる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「WTAファイナルズ」でのナブラチロワ
(Photo by Hector Vivas/Getty Images for WTA)

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