ニュース News

真夏のオーストラリアでシーズン開幕!1月開催の主な大会まとめ

真夏のオーストラリアでシーズン開幕!1月開催の主な大会まとめ

北半球が極寒の冬を迎える中、真夏のオーストラリアで2022年シーズンが開幕。今年最初のグランドスラムで栄冠を手にするのは誰なのか。もう何年も囁かれて久しい男子の「世代交代」が、いよいよ現実のものとなるのか。波乱の幕開けが予想されている。

<1月の大会カレンダー>

男子

1月1日~1月9日 「ATPカップ」

1月3日~1月9日 「ATP250 アデレード1」

1月4日~1月9日 「ATP250 メルボルン」

1月10日~1月15日 「ATP250 アデレード2」

1月10日~1月15日 「ATP250 シドニー」

1月17日~1月30日 「全豪オープン」

1月31日~2月6日 「ATP250 コルドバ」(アルゼンチン)

1月31日~2月6日 「ATP250 モンペリエ」(フランス)

1月31日~2月6日 「ATP250 プネ」(インド)

女子

1月3日~1月9日 「WTA500 アデレード1」

1月4日~1月9日 「WTA250 メルボルン1」

1月4日~1月9日 「WTA250 メルボルン2」

1月10日~1月15日 「WTA250 アデレード2」

1月10日~1月15日 「WTA500 シドニー」

1月17日~1月30日 「全豪オープン」

「ATPカップ」(オーストラリア・シドニー/1月1日~1月9日/ハードコート)

2020年から開催されている男子の国別対抗戦。初回2020年はノバク・ジョコビッチ率いるセルビアが、前回2021年はダニール・メドベージェフを擁するロシアが優勝。だが今年はジョコビッチ、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、ラファエル・ナダル(スペイン)など上位の欠場者が相次ぎ、例年よりさらに混戦模様だ。

シングルスのランキングポイントに基づいて選ばれた16チームは、まず4チームずつに分かれてグループステージを戦い、総当たり戦で各グループを制した4チームが準決勝に進出し、勝ち抜き戦を行う。

同じ国別対抗戦でも、「ATPカップ」では「デビスカップ」と違ってランキングポイントと賞金が与えられる。ポイントは自身や相手のランキングによっても異なり、例えばグループステージで世界251位以下の選手が同じく世界251位以下の選手に勝った場合は最低の15ポイントを獲得。決勝で世界250位以内の選手がトップ10選手を倒した場合は、最高の280ポイントを得ることができる。ダブルスはランキングに関係なく、グループステージ1勝で45ポイント、決勝で勝てば90ポイントが与えられる。

賞金総額は1000万ドル(約11億5430万円)。まず自国のNo.1として出場する選手には出場料として、最上位の3選手には22万ドル(約2539万円)、最下位の4選手には13万5000ドル(約1558万円)。No.2選手には、自身の世界ランキングがトップ10内であれば16万ドル(約1847万円)、251位以下であれば1万5000ドル(約173万円)が支払われる。ダブルス選手はダブルスランキングがトップ20位以内であれば2万ドル(約231万円)、251位以下であれば5000ドル(約58万円)。グループステージでの賞金は、No.1選手が勝てば4万4500ドル(約514万円)、No.2選手は3万ドル(約346万円)、ダブルスペアは8500ドル(約98万円)、チームとして勝利した場合には選手1人につき1万ドル(約115万円)。決勝ではNo.1選手が勝てば25万ドル(約2886万円)、No.2選手は16万ドル(約1847万円)、ダブルスペアは4万2000ドル(約485万円)、チームとして勝利した場合には選手1人につき5万ドル(約577万円)が授与される。

2戦目が終わった時点でスペインとアルゼンチンが頭一つ抜け出し、ノルウェー、フランス、ギリシャなどは既に敗退が決まってしまったが、勝負の行方はまだまだわからない。

「WTA250 メルボルン1」(オーストラリア・メルボルン/1月4日~1月9日/ハードコート)

オーストラリアのテニスの夏を盛り上げる大会が、メルボルン、シドニー、アデレードでいくつも開催。その中のメルボルンでの250大会に、大坂なおみ(日本/フリー)が第1シードで出場。昨年9月の「全米オープン」以来の実戦復帰を果たした。第2シードは元世界女王のシモナ・ハレプ(ルーマニア)。大坂と最初に当たる可能性のあるシード選手は第5シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、次に第3シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)か第8シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)。ハレプの側には第6シードのビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)、第9シードのアリソン・リスク(アメリカ)、第7シードのテレザ・マルティンコバ(チェコ)がいる。

賞金総額は23万9477ドル(約2772万円)。優勝賞金は2万9200ドル(約338万円)、準優勝1万6398ドル(約190万円)、初戦敗退2675ドル(約31万円)、予選1回戦敗退1270ドル(約15万円)となっている。

初戦は元世界11位のアリゼ・コルネ(フランス)にフルセットで勝利した大坂。「全豪オープン」や、これからのシーズンに向けて調子を上げていって欲しい。

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)

1年の最初のグランドスラムである「全豪オープン」は、「ハッピースラム」という愛称で呼ばれる、選手にも観客にも楽しい大会だ。だが昨年の2週間の隔離生活は参加選手らにとってはとても厳しいもので、今年もワクチン接種その他の規制のせいで出場できない、あるいは辞退した選手らがすでに出てきている。

そうは言っても1月4日時点で男子のトップ32選手のうち欠場が決まっているのは世界15位のドミニク・ティーム(オーストリア)と16位のロジャー・フェデラー(スイス)だけ。上位8シードはジョコビッチ、メドベージェフ、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、ルブレフ、ナダル、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、キャスパー・ルード(ノルウェー)となっている。

女子では世界4位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、世界25位で前回準優勝のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)、世界32位のカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が欠場。トップ8シードはアシュリー・バーティ(オーストラリア)、アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、マリア・サカーリ(ギリシャ)、アネット・コンタベイト(エストニア)、パウラ・バドーサ ジベルト(スペイン)、イガ・シフィオンテク(ポーランド)。この中で昨年もトップ8シードに入っていたのは第1シードだったバーティ、第7シードだったサバレンカの2人だけ。クレイチコバとバドーサ ジベルトは32シードにすら入っていなかった。

男子で大会最多優勝記録を誇るのはジョコビッチだ。2004年以降に開催された18大会で、ジョコビッチが9回、フェデラーが6回優勝し、後の3回はマラト・サフィン(ロシア)が2005年、ナダルが2009年、スタン・ワウリンカ(スイス)が2014年に1回ずつ優勝。アンディ・マレー(イギリス)は5回という準優勝の最多記録を持っている。

女子の昨年覇者はもちろん前年の「全米オープン」と連覇した大坂だ。だが今回は約4ヶ月のブランクを経ての出場で、どこまで調子を上げられるか。昨年1年を通じて世界女王の座を守ったバーティはもちろん有力な優勝候補だが、2019年「全仏オープン」と2021年「ウィンブルドン」で優勝しているバーティは、2012年から8回「全豪オープン」に出場しているが、2020年にベスト4進出が一度、昨年と2019年の2度ベスト8に進出しているだけで、まだ決勝にも進出したことがない。地元でのグランドスラム優勝は誰もが夢見ることだろうが、それだけにプレッシャーの大きさはかなりのものだろう。

オーストラリアの真夏を彩る「全豪オープン」。これ以上欠場者が増えることなく、エキサイティングなシーズン開幕を告げてくれることを願いたい。

※為替レートは2022年1月4日時点

(テニスデイリー編集部)

※写真はイベントで練習ドリルを披露する大坂なおみ
(Photo by Kelly Defina/Getty Images)

空いた時間にテニスがしたい。そんなあなたのための単発レッスン予約サービス「テニモ」
単発レッスン予約、都度払いでOK。入会金、月会費は0円。関東中心にサービスを展開中。
詳細はこちら>>

  1. Home
  2. ニュース
  3. 真夏のオーストラリアでシーズン開幕!1月開催の主な大会まとめ