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サカーリ、26歳にしてトップ10入りを果たした飛躍の年を振り返る

「全仏オープン」でのサカーリ

今年9月に世界ランキングトップ10入りした26歳のマリア・サカーリ(ギリシャ)。グランドスラム「全仏オープン」と「全米オープン」、シーズン最終戦「WTAファイナルズ・グアダラハラ」では準決勝まで駒を進めた。そんな彼女が、Eurosportのインタビューで飛躍の年を振り返っている。

サカーリは、「以前は、自分自身に対して厳しすぎたりネガティブだったりすることもあったと思います。今シーズンは良い仲間に囲まれて、もっと優しい考えを持つことで、考え方をよりポジティブに持っていくことに集中しました」とし、今シーズン以前と以後でメンタル面での変化があったことを明かした。

また、今年の「全仏オープン」では自身のキャリアの中でも大きなターニングポイントとなった瞬間があったという。「パリでは満足いく試合ができたのですが、エリース・メルテンス(ベルギー)との試合が重要なキーでした。おそらくシーズン最高の試合の一つだったし、あの勝利が私に自信をもたらしてくれました」と話している。バーボラ・クレイチコバ(チェコ)を相手に敗退した準決勝については、今でも思い出すと辛い状況だったと振り返りつつも、「それは、私がもっと強くなるための学びの機会でした。次回、私がそのチャンスを掴み取る準備ができているということでもあります」と語った。

さらに、彼女を支えている人々についても言及。「私のコーチであるトム・ヒルが、もう少し傲慢になってほしいと言ったのを知っています…。彼は、私が自分自身をもっと信じる必要があるということを言っているのだと思いますし、それは実際その通りなのです」と述べ、2つのグランドスラムで準決勝まで勝ち進んだことで、やっと自信を持てるようになってきたとも明かした。それだけでなく、彼女をよく知るメンタルコーチからのサポートも重要な役割を果たしているそうで、「テニス以外で自信を見出せることに焦点を当てているので、結果だけに頼っているわけではありません。このバランスを取ることが、本当に助けとなっており、私は日に日に良くなっていく過程にあるのです」とも話している。

現在、サカーリは26歳。テニス界ではベテランとも言える年齢になって自身初の世界ランキングトップ10入りを果たしたことについて、怖いもの知らずのキャリア初期とは違い、様々な気づきがある中で、全く違ったメンタリティーが必要だったと振り返っている。この功績は、ギリシャ人の女子テニスプレーヤーとしては初で、サカーリ自身や家族、そして母国にとっても素晴らしいこと。これに関し、「ギリシャには、そんなにテニスプレーヤーがいないので、トップへの道を切り拓いていくのは簡単なことではありませんでした。ですが、元テニス選手を母に持ったことで、刺激を受け、自分の目標を達成できると信じられました。私が6歳でテニスを始めた頃から傍にいてくれた母のおかげで、今の私があると言えます」と、背景にある母のサポートに感謝を滲ませた。

最後に、「今年は、何でもできるということが分かった(年だった)ので具体的な目標は考えていません。今の自分よりももっと良いバージョンの自分になること。おそらく、それが私の目指すものです」とインタビューを締めくくったサカーリ。今後の活躍から目が離せない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのサカーリ
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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