世界ランキング47位の錦織圭(日本/日清食品)が、2022年1月4日開幕の「ATP250 メルボルン」(オーストラリア・メルボルン/1月4日~1月9日/ハードコート)への出場を辞退したようだ。
錦織はラファエル・ナダル(スペイン)らが出場予定の同大会に第8シードとして名を連ねていたが、エントリーリストの最新情報を報じるdartsrankings.comによれば、最新のリストから彼の名前が消えた。錦織は腰の怪我を理由に11月初めにシーズン終了を発表していたため、まだ体調が万全ではないのかもしれない。
錦織のほかには、第5シードとして出場するはずだった世界36位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)もリストから消えている。彼ら2人の抜けた代わりに、世界48位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)、世界54位のドミニク・コプファー(ドイツ)がそれぞれ第7・第8シードとして追加された。
ナダル、イバシカ、コプファーのほかには、世界26位のライリー・オペルカ(アメリカ)、世界28位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、世界31位のロイド・ハリス(南アフリカ)、世界39位のダビド・ゴファン(ベルギー)、世界46位のブノワ・ペール(フランス)がシード選手として参戦予定だ。また、ワイルドカード(主催者推薦枠)で世界93位のニック・キリオス(オーストラリア)もプレーすることになっている。
錦織は、1月10日スタートとなる「ATP250 シドニー」(オーストラリア・シドニー/1月10日~1月15日/ハードコート)、1月17日に幕を開ける「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)という2大会のエントリーリストには今のところ入っている。
ナダル、世界5位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)といったトッププレーヤーも含めた選手たちのブレイクスルー感染も相次ぐなど、シーズン開幕に向けて例年以上に慌ただしいとも言える状況の中、錦織はシドニーで新シーズンを始めることができるのだろうか。
(テニスワールド編集部)
※写真は2020年「ATP1000 ローマ」での錦織圭
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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