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マレー「人工股関節で戦い続けていることを誇りに思う」

マレー「人工股関節で戦い続けていることを誇りに思う」

テニスの元世界王者アンディ・マレー(イギリス)は、人工股関節でプレーしているにもかかわらずATPツアーのトップ選手たちと競り合えていることを「誇り」に思っていると明かした。マレーは、彼が経験したのと同じ怪我に苦しんだ後にこれほど高いレベルでプレーできる選手はほとんどいないだろうと考えている。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。

マレーは過去数年の間の多くの期間を、股関節の問題と格闘しながら過ごした。マレーは現在までに腰の手術を2度受けたが、それでもツアーに復帰して結果を出すことに成功している。

グランドスラムで3度の優勝を誇るマレーはインタビューの中で、自身の人工股関節を話題にするのをやめるよう絶えず周りから言われていることを明かした。しかし、これは彼のキャリアに「関係がある」ため、この問題について話すことは重要であると感じているとマレーは語った。

「多くの人々が、僕に“それを話題にするのをやめろ、人工股関節について話すのをやめろ”と言った。僕としては“なんでだ?それは関係があるじゃないか”という感じだよ。今も僕がこうしていられて、人工股関節で世界最高の選手たちと競い合うことができているという事実。僕はそうできていることを誇りに思っているし、そんな風に競り合える選手はほとんどいないと思う」

現在34歳のマレーは、不利な状況にある時でも前に進み続ける強い欲求ゆえに、人々に刺激を与える存在として称えられることが多いという。マレーはまた、現役を退く時には、闘志あふれる選手として記憶されたいと強調した。

「たくさんの人々が僕のところへ来て、“あなたが挑み続け、闘い続け、前に進み続けているのは励みになります”と言ってくれる。そしてそれは、おそらく僕がプレーするのをやめた時に、僕が人々に記憶されたい姿なんじゃないかと思う」

インタビューの中でマレーは、彼を批判する人たちを黙らせようとする衝動が、自分にとってのモチベーションになっていると明かした。

「ぼくはいつだって、ある意味でそういう風に感じているよ。僕にできないことがあるとか、すべきではないことがあるとか、そういうことを言われるのは好きだ。それが僕に大きなモチベーションをくれるんだ」

マレーは伝説的なボクサーのモハメド・アリを例に挙げて、この点を強調した。マレーいわく、ジョージ・フォアマンとの対戦の時、アリに勝つ見込みはないと誰もが信じていたが、アリは批判者たちを黙らせ、目を見張るような勝利を手にしたのだ。

「僕はボクシングが大好きで、モハメド・アリの物語は素晴らしいものだと思った。彼がジョージ・フォアマンを倒して世界タイトルを勝ち取った時、誰もが彼はもう終わったと思っていた。彼には絶対に可能性がないと思って、言ってみればみんなが彼を見限った。それが当時の僕にとっては刺激になることだったんだ」

マレーは先週行われたエキシビション大会「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」に出場し、ダニエル・エバンズ(イギリス)とラファエル・ナダル(スペイン)を破った後、決勝でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。ルブレフには4-6、6-7 (2)で敗れたものの、準優勝を果たしている。この後はクリスマスの日に新型コロナウイルスの検査を受け、問題がなければ12月27日にオーストラリアに向かって出発する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全豪オープン」でのマレー
(AP Photo/Andy Brownbill)

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WOWOWテニスワールド編集部

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