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フェデラーの子供たち、父親が世界王者だったと知らなかった！
2021年に40歳となったテニスの元世界王者ロジャー・フェデラー（スイス）は、次々と様々な記録を塗り替えた偉業や、アグレッシブでありながら優雅なプレースタイルで世界中の人気者だ。
だがフェデラーは2020年に2度、右膝の手術を受け、今年3月にようやくツアーに復帰。「全仏オープン」では4回戦に、「ウィンブルドン」ではベスト8に進出したが、そこでまた膝を痛めて、再度手術を受けることになってしまった。
多くのファンたちは2022年の早い時期での復帰を期待していたが、先日フェデラーは「ウィンブルドン」への出場も難しいかもしれないと語った。それでもたくさんの人々が、彼の1日も早い復帰を待ち望んでいる。
そんなフェデラーだが、家庭では自分がどれほど素晴らしいテニス選手であるかを声高に語ることはないようだ。フェデラーには女の子同士と男の子同士の2組の双子の娘と息子がいるが、子供たちは父がどれほどのスター選手であるか、友達から聞いて知ったというのだ。Tennis World USAが報じた。
フェデラーが言うには、「長い間、子供たちは僕がテニスで成し遂げたことをまったく知らなかった。子供たちは僕が以前に世界ランキング1位だったことを、友達から聞いて知ったんだよ。とても驚いていた。家でそんなことはあまり話題にしないからね」
そのエピソードにはグランドスラムで20度優勝の偉業を成し遂げたフェデラーの謙虚な人柄が表れている。
（テニスデイリー編集部）
※写真は2017年「ウィンブルドン」でフェデラーの試合を観戦する子供達
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)
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